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有村架純&高橋海人の熱愛報道、ファンの動揺に「白波瀬氏待望論」まで浮上

有村架純&高橋海人の熱愛報道、ファンの動揺に「白波瀬氏待望論」まで浮上の画像1
King & Prince・高橋海人

 俳優の有村架純とKing & Princeの高橋海人が交際中であると、12月19日発売の「女性セブン」(小学館)が報じた。2人は、2020年のフジテレビ系ドラマ『姉ちゃんの恋人』での共演で接近し、交際期間はすでに3年になるという。

 女性セブンの質問に対し、有村の所属事務所は「仲よくさせていただいていると聞いております」、高橋の所属事務所は「仲よくさせていただいている先輩だと聞いております」とそれぞれ回答しており、交際を否定していない。

「双方の事務所コメントは、事実上交際を認めた形。それぞれファンの多いタレントさんなので、“公式コメントを出さない”という選択肢や、“友人です”と留めるなど、ファンを刺激しないように有耶無耶(うやむや)にしておくのが定石。そんななかで、今回の“仲よくさせていただいている”という回答はやや珍しい」(芸能事務所関係者)

 今回の熱愛報道で特にモヤモヤしているのが、キンプリのファンだという。

 故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けて、キンプリが所属していたジャニーズ事務所は被害者の補償のみを行うSMILE-UP.社となり、マネジメント業務は新会社STARTO ENTERTAINMENTに移行。旧ジャニーズ事務所時代であれば大手メディアによる忖度が働き、“ジャニーズ寄りの報道”がなされることが多かった。しかし、今回の熱愛報道についてはそういった忖度が働いている形跡は見られない。

「旧ジャニーズ時代は白波瀬傑副社長がマスコミ対策を担当。熱愛報道が出るとしても、ほかの仕事に影響が出ないように記事の内容を上手く調整させたり、事務所の意向に沿ったコメントを出したりしていました。熱愛報道ではファンが大きなショックを受けるわけですが、白波瀬さんがメディア工作をすることによって、そのショックが緩和される効果があったのも事実です。しかし、STARTO社になっておそらく白波瀬さんが動かなくなった結果、今回のように熱愛をあっさり認める形になった。この展開にダメージを受けるキンプリファンは相当数います。ファンの気持ちをまったく考えていないかのような展開に、“白波瀬さん待望論”を口にするファンも出てきています」(同)

 旧ジャニーズ事務所からSTARTO社になり、過去の悪しき体質から脱却したかと思いきや、旧体制を支持するファンの存在が浮き彫りになっているのだ。

「旧ジャニーズのメディア掌握術は褒められたものではありませんが、そこに安心感を持っていたファンも多い。さらに言えば、旧ジャニーズのタレントをCMに起用していた企業も、“何かスキャンダルがあったとしても白波瀬さんが上手く処理してくれる”という安心感があった側面もある。しかし、今回のキンプリ高橋の熱愛報道で、STARTO社ではそういった“安心感”は望めないであろうことが明らかになった。旧ジャニーズにあった最大のメリットがなくなったわけで、今後の“ファン離れ”や“スポンサー離れ”が懸念されます」(同)

 故ジャニー喜多川氏の性加害問題が取り沙汰されるようになってから、“ドミノ退所”が止まらない旧ジャニーズ事務所。STARTO社に移行してからも、風間俊介が退所を発表している。

「旧ジャニーズ事務所は、良くも悪くも所属タレントを守っていたし、タレントも事務所に従っていた。しかしSTARTO社は、マネジメント契約か、エージェント契約かをタレント側が選べるスタイルで、力関係は五分五分。場合によっては、タレントの方が強い。そうなると、STARTO社としても“何があってもタレントを守る”というスタンスではなくなるわけです。今後もしもタレントのスキャンダルが出てきた場合、白波瀬さんのような剛腕が動くことはなく、旧ジャニーズ時代よりも大きな騒動になってしまう可能性も高い。今回の高橋のように熱愛であればまだいいんですが、ネガティブな報道が出たときには大騒動になってしまいかねない。そういった点でSTARTO社を信頼できず、自分で自分の身を守るしかないと判断して退所するタレントも多いということでしょう」(芸能記者)

 STARTO社の社長に就任した福田淳氏は、“元々ジャニーズが嫌いだった”などとも発言している。

「そもそもファンにしてみれば、“アンチジャニーズ”が社長になること自体受け入れがたかった。事務所がクリーンになるのはいいけど、タレントを守ろうとしないうえに、ファンも大切にしない事務所になっていくのは、かなり厳しい状況です。これが続くようであれば退所者もまだまだ増えるでしょうし、ファンもどんどん離脱していくでしょう。ジャニー喜多川氏の性加害問題でジャニーズ事務所が崩壊したと言われていますが、むしろ本当の崩壊はこれからなのでは……ともささやかれています」(同)

 白波瀬氏の手腕には賛否があったが、STARTO社には複雑なファン心理をないがしろにしているように見えるのかもしれないが……。

手山足実(ジャーナリスト)

出版業界歴20年超のベテランジャーナリスト。新聞、週刊誌、カルチャー誌、ギャンブル誌、ファンクラブ会報、企業パンフレット、オウンドメディア、広告など、あらゆる媒体に執筆。趣味はペットの動画を見ること、有名人の出没スポットパトロール。

てやまあしみ

最終更新:2023/12/30 19:00
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