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もう中学生、再ブレイクで冠番組までスタート! ピン芸人ブームの次に来るのはあの懐かしの“一発屋”芸人?

再ブレイク中のもう中学生、冠番組もスタート! ピン芸人ブームの次に来るのはあの懐かしの一発屋芸人?の画像1
吉本興業公式サイトより

 現在、再ブレイク中のピン芸人・もう中学生。その冠番組『もう中学生のおグッズ!』(毎週月曜深夜2時36分)がこの秋、テレビ朝日の平日深夜帯のバラエティー番組枠「バラバラ大作戦」内でスタートすることが明らかになった。

 日本テレビ系『有吉の壁』への出演で火が着き、NHKの連続テレビ小説『おかえりモネ』にも出演を果たしたもう中。今年5月には静岡朝日テレビで『もう中TV』という初冠番組も放送されていた。

「深夜2時の枠とはいえ、ピン芸人がキー局で単独冠番組を持つのはかなりの快挙。もう中は本格的にブレイクすることになりそうですね」(テレビ局関係者)

 もう中の再ブレイクをきっかけに、ピン芸人への注目度が高まっている。

「もう中のブレイクに加え、昨年のM-1グランプリでピン芸人同士のユニットである『おいでやすこが』が結果を出したのも、ピン芸人にスポットが当たるようになったきっかけになりました。おいでやす小田はもちろんのこと、最近は、こがけんも歌ネタなどでいろいろな番組に呼ばれる機会が増えています。ピン芸人は個性的で、何かしらの一芸をもった芸人が多く、番組の企画の幅を広げるという意味でも重宝されるんですよ」(同)

 次にブレイクが期待されているのは、R-1ぐらんぷり2011で優勝している佐久間一行だという。

「佐久間さんは、現在『千鳥のクセがスゴいネタGP』(フジテレビ系)に“日谷ヒロノリ”というキャラクターで登場し、架空のアニソンを披露しているんですが、それが各所で大好評なんですよね。今夏放送されたフジの特番『FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~』の“クセスゴ歌謡祭”という企画でも、松本人志さんがグランプリに選んでいたほど。フリートークで跳ねるタイプではないものの、もともとネタに定評はあるし、ここにきて新たなキャラでブレイクしたというのは大きい。日谷ヒロノリをきっかけにして、そのほかのネタを披露する機会が激増するでしょうね」(バラエティー番組関係者)

 そして、さらなる“秘密兵器”がブレイクする可能性まで囁かれ始めている。

「もう中学生やこがけんとちょうど同期の、ですよ。がそろそろブレイクしそうだと言わているんですよね。あの『あーい、とぅいまてーん』のネタは誰でもマネできるし、なんだかやりたくなってしまう。かつて『エンタの神様』(日本テレビ系)でプチブレイクしたこともあって、一般的には一発屋のイメージも強いですが、満を持してもう中やこがけんとセットにすることで、まだ誰も見たことがない彼の魅力が引き出される可能性も高い。CMなんかにも使いやすいというメリットもある。いま、各番組の構成作家たちが、ですよ。をうまく料理できる企画を考えている真っ最中だと言われていますね」(同)

 近頃はM-1グランプリで結果を出したコンビ芸人が活躍することが多かったが、これからはピン芸人の時代がやってくるのかもしれない。

浜松貴憲(ライター)

1980年生まれ、東京都出身。大学卒業後、出版社に入社。その後、いくつかの出版社を渡り歩いた末に、現在はフリーライターとして、テレビ番組、お笑い、YouTubeなど、エンターテインメント全般について執筆している。

はままつたかのり

最終更新:2021/09/14 19:00
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