構成作家・相沢直の“スナオなドラマ考”
ドラマ『ど根性ガエル』は全10話の作品であり、当然ながら第10話が最終回となる。そして『ど根性ガエル』が最終回のテーマに選んだのは、終わることについてだ。前回ピョン吉(声・満島ひ...
構成作家・相沢直の“スナオなドラマ考”
『ど根性ガエル』もいよいよ第9話となり、最終回も間近だ。主人公のひろし(松山ケンイチ)をはじめとする登場人物の9人、そしてピョン吉(声:満島ひかり)という一匹の平面ガエルとの別れ...
構成作家・相沢直の“スナオなドラマ考”
『ど根性ガエル』の第8話は、ゴリライモ(新井浩文)が出馬した区議会議員選挙の投開票の一日に追った話だ。といっても、ゴリライモだけに焦点を当てているわけではない。すべての登場人物に...
構成作家・相沢直の“スナオなドラマ考”
『ど根性ガエル』の第7話は、8月29日に放送された。学生にとっては夏休み最後の土曜日だ。子どもは自分が子どもであることを、大人は自分が大人であることを、それぞれ意識する季節でもあ...
構成作家・相沢直の“スナオなドラマ考”
『ど根性ガエル』の第6話の放送日は、8月15日だった。日本人にとっては特別な夏の日付である。そして『ど根性ガエル』でも、少しだけ特別な事件が起こる。主人公、ひろし(松山ケンイチ)...
構成作家・相沢直の“スナオなドラマ考”
『ど根性ガエル』の第5話のテーマは「ないものねだり」である。いつものように始まる朝食の場面。主人公のひろし(松山ケンイチ)は家の外で遊ぶ子どもたちの声を聞き、今が夏休みであること...
構成作家・相沢直の“スナオなドラマ考”
『ど根性ガエル』の第4話のストーリーの主軸となるのは、花火大会だ。ヒロイン・京子ちゃん(前田敦子)に一緒に行こうと声をかけてフラれる主人公のひろし(松山ケンイチ)、というお約束の...
構成作家・相沢直の“スナオなドラマ考”
多くのテレビドラマにおいて、というかすべてのジャンルのフィクションにおいて、主人公とは視聴者と視線を同一にする。あるいは、少なくとも視聴者から共感を呼ぶような形で描かれる。例外は...
構成作家・相沢直の“スナオなドラマ考”
ドラマ『ど根性ガエル』の第2話は、主人公・ひろし(松山ケンイチ)の朝食の場面から始まる。前回威勢のいいことを言っていたにもかかわらず、相変わらずの無気力ぶりを発揮し、ダラダラと無...
7月11日よりスタートした松山ケンイチ主演の連続ドラマ『ど根性ガエル』(日本テレビ系)の初回視聴率が初回13.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録した。 主人公・ひろしを松...
構成作家・相沢直の“スナオなドラマ考”
言うまでもないことだが、テレビドラマには2種類ある。すでに小説やマンガなどで原作が存在しているものと、そうではないオリジナル作品だ。昨今のテレビドラマでは前者が優勢であり、201...