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賞レース銘柄が続々登場 映画ファン待望のシーズン到来



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(C)2008 Dreamworks LLC. All Rights Reserved.

 映画業界で言うところの『正月第2弾』シーズンが始まった。例年、12月に封切られる正月映画は、いわゆるイベントムービーが多く、内容よりも派手さ重視のラインナップとなる。長い連休で市場も大きいので、ファミリー向けのベタな作品や、ビッグスターを使ったアクション映画でドカンとはったり効かせて稼ぐ興行だ。

 実際、ふだんあまり映画を見ない観客ほど、こうした派手な映画に吸い込まれ、劇場はにぎわう。

 これが、正月が明けて1月も2週目となると、映画市場も急にしぼんでしまう。まず、ファミリーが映画館からいなくなる。正月に緩んだ財布のヒモは締め直され、子供たちは試験や受験に向けて、そうそう遊んでもいられなくなる。

 そんな折、海の向こうでは賞レースがたけなわを迎える。12月のナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の発表に始まり、2月23日(日本時間)のアカデミー賞まで、2008年のベスト・オブ・ベストを選ぶ映画賞が続々と発表されるのだ。

 こうした賞レースの受賞作・ノミネート作のほとんどが、日本では1月から4月ぐらいにかけて公開される。オンタイムで賞レースを戦っている作品は、メディアで連日取り上げられるので、放っておいても映画ファンの注目が集まる。つまり、興行のポテンシャルがどんどん高まっているわけなので、そのタイミングで公開すれば、もっとも効率的に集客できるというわけだ。昨年の『ノーカントリー』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』しかりである。

 映画ファンにとってのハイシーズンの到来だ。ファミリー映画は退場し、クオリティ面で権威づけの完了した作品がずらりと並ぶ。

 では、今シーズンこれまでの賞レースを賑わせてきた作品群を、公開順に並べてみよう。

『レボリューショナリーロード 燃え尽きるまで』 サム・メンデス監督 1月24日
『ダークナイト』 クリストファー・ノーラン監督 1月24日(再公開)
『マンマ・ミーア!』 フィリダ・ロイド監督 1月30日
『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』 デビッド・フィンチャー監督 2月7日
『チェンジリング』 クリント・イーストウッド監督 2月20日
『フロスト×ニクソン』 ロン・ハワード監督 3月
『ダウト/あるカトリック学校で』 ジョン・パトリック・シャンレー監督 3月
『レイチェルの結婚』 ジョナサン・デミ監督 4月
『スラムドッグ$ミリオネア』 ダニー・ボイル監督 4月
『バーン・アフター・リーディング』 ジョエル&イーサン・コーエン監督 4月24日
『ミルク』 ガス・バン・サント監督 GW
『それでも恋するバルセロナ』 ウッディ・アレン監督 6月
『ザ・レスラー』 ダーレン・アロノフスキー監督 初夏
『愛を読むひと』 スティーブン・ダルドリー監督 初夏

 まさに垂涎のラインナップである。監督の名前を眺めているだけで、わくわくしてくる。これから夏に向けて、1カ月に最低2本は、折り紙付きの作品が見られるということだ。しかも今年は昨年よりもバラエティ豊富で豪華。是非、時間を見つけて映画館に足を運んでいただきたい。(eiga.com編集長・駒井尚文)

『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
『ダークナイト』
『マンマ・ミーア!』
『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』
『チェンジリング』
『フロスト×ニクソン』
『ダウト/あるカトリック学校で』
『レイチェルの結婚』
『スラムドッグ$ミリオネア』
『バーン・アフター・リーディング』
『ミルク』
『それでも恋するバルセロナ』
『ザ・レスラー』
『愛を読むひと』


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必見。


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2009.01.20 火  



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