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アイドルだけじゃない! 韓国発・超ド級ディザスター映画『TSUNAMI-ツナミ-』

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(C)2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.
CJ Entertainment Japan/パラマウント ピクチャーズ ジャパン共同配給
9月25日(土)新宿バルト9ほか全国”メガ”ロードショー

 この秋、韓国発のとてつもないビッグウェーブが日本を襲う。『TSUNAMI-ツナミ-』は、数々のディザスター・ムービーを手がけたハリウッドのCG制作チームと作劇に定評のある韓国のキャスト・スタッフがタッグを組み、高さ100メートル時速800キロという”メガ津波”の恐怖と、未曾有の天災に翻弄される人々の運命をダイナミックに描き出す超一級の娯楽作だ。

 韓国最大のリゾート地・海雲台(ヘウンデ)で生まれ育ったマンシク。2004年、スマトラ島沖地震に伴い22万人以上の命を奪った観測史上最悪のインドネシア大津波が発生したとき、遠洋漁船に乗りインド洋上にいたところを津波に巻き込まれ、密かに想いを寄せるヨニの父親を失う。事故以来ヨニへの愛を隠してきたマンシクだったが、葛藤の末ついにプロポーズを決意する。

 そのころ地質学者のキム・フィは、ヘウンデ一帯の不穏な地殻の動きを察知。国際会議の仕事で娘を連れ当地を訪れていた元妻のユジンらに大津波の発生を警告し、避難を求めるが取り合ってもらえない。ヘウンデの美しいビーチには100万人の行楽客。そこにキムの予告通り超大型津波が発生、高層ビルをも飲み込む高さの大波がジェット機並みのスピードで迫ってきた……。

 『シルミド SILMIDO』『力道山』のソル・ギョングがマンシク役、テレビドラマ「ファン・ジニ」のハ・ジウォンがヨニ役で共演。監督は『マイ・ボス マイ・ヒーロー』のユン・ジェギュン。映画の前半では、男女の愛、親子の絆、日常の喜びや人生の苦悩が丁寧に描かれ、登場人物たちへの自然な感情移入が促される。それゆえ、津波がヘウンデを襲う後半で、逃げまどい、命を落とし、あるいは愛する者のために懸命の行動を起こす人々の心情が、自分自身がその場で体験しているかのように共感できる。

 映画後半の”主役”となるメガ津波を創造したのは、『デイ・アフター・トゥモロー』『パーフェクト ストーム』などのハリウッド超大作のCGを手がけたハンス・ウーリックを擁するポリゴン・エンタテインメント。巨大なスケールを保ちながら激しく動き反応するリアルな津波を、最新の流体シミュレーション技術で生み出した。

 情感たっぷりに描かれる群像劇と、圧倒的なリアリティーで迫る怒濤のディザスター場面。この組み合わせによって生まれた”アジアならではのパニック映画”を、ぜひ映画館で体験していただきたい。
(文=eiga.com編集スタッフ・高森郁哉)

『TSUNAMI ツナミ』作品情報
<http://eiga.com/movie/55567/>

デイ・アフター・トゥモロー

正直、どうにもならんよね。

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最終更新:2010/09/25 04:09
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