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「ベスト盤で借金返済!?」“ゴシップまみれ”GACKTが音楽活動に力を入れるワケ

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 昨年8月、脱税疑惑で事務所と自宅に強制調査が入ったものの、なんとか逮捕を免れたミュージシャン・GACKT。今月3日、ベストアルバム『BEST OF THE BEST vol.1-MILD-』『BEST OF THE BEST vol.1-WILD-』(ともにHPQ)をリリースした。

 GACKTは脱税疑惑のほかにも、東日本大震災支援のために集めた義援金のうち2億円を横領したというウワサがある。また、過去に女性をレイプしていたというスキャンダルを「FLASH」(光文社)に報じられ、自身のブログにて「事実無根だ」と釈明していたことも記憶に新しい。さらに、カナダに住む愛人と隠し子に多額の仕送りをしているなど、数々のスキャンダルが冷めやらない状態だ。


 そんな“ゴシップまみれ”の状況でも、芸能活動には力を入れている。新曲「CLAYMORE」が映画『サイレントヒル:リベレーション3D』の日本語版イメージソングに起用されるほか、吹き替え声優にも挑戦。18日には舞台挨拶も控えている。テレビ、ラジオへの出演も多く、さらに8月24、25日に行われる「第88回謙信公祭」へ2年ぶりの出演が決定。5月から始まった22公演に及ぶツアー「BEST OF THE BEST Vol.1」は今月7日にファイナルを迎えたが、まだまだ多忙な生活を送っているようだ。その背景には、“金欠”という背に腹を代えられない事情があると、音楽業界関係者は話す。

「GACKTはこれまで、飲食店の経営やゴルフ場の開発などサイドビジネスに次々と手を出し、ことごとく失敗している。注ぎ込んだ総額は5億以上ともウワサされていますが、その負債が今も残っているようですね。個人事務所の運営資金もカツカツのようで、数年前にはGACKTがプロデュースするアクセサリーブランドの制作者が『費用が支払われない』として手を引いています。また、代金前払い制のDVDが何度も発売延期されており、『負債の返済に充てたんじゃ……』ともささやかれている。こうしたことからも、経営が火の車なのは明らか。今回のベストアルバムにも、金銭的な事情が絡んでいるようです」

 露出が増えるのはファンにとってうれしいことだが、借金返済のために活動をスパークさせている――という切ない側面もあるようだ。

 GACKTは10年にもベストアルバム『THE ELEVENTH DAY』(日本クラウン)をリリースしているものの、こちらは単なるシングルコレクションで、再録などはない。今回の『BEST OF THE BEST vol.1-MILD-』『BEST OF THE BEST vol.1-WILD-』は本人がしっかりと制作に関わり、新曲も収録されており、ファンからの評判は上々だ。今後はスキャンダルではなく、音楽や俳優業の明るいニュースで話題になってほしいものだ。

最終更新:2013/07/13 11:00
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