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映画『009ノ1』公開記念インタビュー

岩佐真悠子が「バストガン」をぶっ放す!甦る石ノ森章太郎の女版『サイボーグ009』

――序盤の戦闘シーンですね。プールでの戦闘シーンも男子目線ではサイコーでした。

岩佐 あそこはあたしも(長澤)奈央ちゃんも吹き替えなし。というより、ありえないことにアクション部がほぼほぼ泳げない方々ばっかりで、サポートに入れないっていう……結局2人でがんばりました。

――そんなことってあるんですね(笑)。

岩佐 あったんです(笑)。でも奈央ちゃんはアクション作品もよくやってて、坂本監督とも何度もお仕事してたから、いつもリードしてもらってました。別のシーン撮ってる時は奈央ちゃんに付き合ってもらって殺陣の練習したり。でも当てないで当てるように見せるのって本当に難しかったですね。サイボーグだし、やられた時のリアクションも難しくて、むしろ殴ってくれるほうがラクなのにな、って何度思ったことか……。

――やはり昔とったキネヅカが……。

岩佐 ちょっと何言ってるかわかんないなぁ(笑)。

――男子目線では最大の見所、原作から引き継がれた胸から銃弾を放つ必殺技「バストガン」も随所で炸裂してます。

岩佐 バストガンって最初に聞いた時は想像つかなくて『え、どうするの!?』って感じで。実際目にしてみて、なるほど、と。女子としてはある意味すっごいピュアな発想だなぁって微笑ましく思いましたけど(笑)。ただ原作ばりの出し方はできないので、あまりそこに期待値をおかれると困ります!

――わかりました(笑)。アクションだけじゃなくベッドシーンも体当たりで演じられてますが、サイボーグの濡れ場って演じるの難しくなかったですか?

岩佐 最初はどうやればいいんだろう? とは思いました。でも監督が「サイボーグ感は置いといて、クノイチのほうで」って。「クノイチって、そういう(夜の)技も持ってる達人みたいなところあるから」という説明だったんで、そっちの路線で演じましたね。
 

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