日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 元タカラジェンヌはガチオタ?
『どうぶつの森』『ときメモ』『桃鉄』で廃人寸前に……

『アイマス』愛を高らかに宣言する元タカラジェンヌ・彩羽真矢の、華麗なるガチオタ人生に迫る!

──以前、『R-1ぐらんぷり』にも出られたんですよね。

彩羽 『R1』では3回戦までいきました。ネタは「宝塚あるある漫談」で、ニコニコ動画でも見られるので、ぜひチェックしてみてください(http://www.nicovideo.jp/watch/sm23458545)。

──宝塚というと、ファンにとってもタカラジェンヌにとっても神聖な存在で、今まではそういう風にネタ化することがタブー視されていたという印象があります。

彩羽 はい。私の活動については賛否両論あります。新しいことをしてくれてありがとうという方や、宝塚に興味を持ってくださるきっかけにもなったという『アイマス』ファンの方もいますので、「宝塚を広めてくれてありがとう」と言ってくれる人もいる一方、「宝塚の恥さらし」とか「小林一三先生(宝塚歌劇団の創立者)が泣いてる」とか言われたりしています。

──しかしながら、彩羽さんの活動が宝塚の世界に新風を入れている部分もあるのでは?

彩羽 それは自分でも思います。私自身は宝塚では歩く大道具のような役しかできませんでしたし、若手のうちに退団してしまったわけですが、それでも宝塚が大好きなので、別の形で宝塚を広めていきたいと思っています。今は執事カフェとか男装で踊ったりするのがはやっているので、オタクの人も絶対に宝塚が好きになれると思うんです。だから私は、オタク文化と宝塚、そしてネットやテレビなどのメディアの架け橋のような存在になることが理想です。

──臆することなく自分を出していこうという彩羽さんの生き方は、自分に自信がない人たちにとっての希望になりますね。例えば、かつての彩羽さんと同じようにオタク趣味をカミングアウトできずに悩んでいる人もいるかと思いますが、そんな読者に伝えたいメッセージはありますか?

彩羽 自分の生き方に悩まれている方は、もう好きなことを思う存分やればいいと思います。それがどこでどう役に立つかはわからないんですけど、好きなことを続けたほうが絶対に自分のメンタルも強くなるし、結果的に幸せになれるはずです。オタク趣味を続けると恋人ができないとか結婚できないという人もいるかもしれないけど、私は結婚できたし、同じような趣味の異性は絶対いるので、どんどん自分を出していくべきだと思います。そのほうが人生を楽しめると思います。私も、もっと早く動画をアップしておけばよかったと思っているんです。

──今後も、新しい動画をアップしていかれる予定ですか?

彩羽 そうですね。実はオタ芸もけっこう打っているので、最近はそれに宝塚っぽい動きをプラスした動画をアップしたいなと考えています。

──まさにニュータイプアイドルですね。今後、ますますのご活躍を期待しています!
(取材・文=有田シュン[シティコネクション])

●彩羽真矢ブログ
http://ameblo.jp/chami444/

最終更新:2014/06/09 18:16
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