『耳の穴』ウエラン・井口浩之の「コント師イジリ」と、かつてバナナマン・設楽が語った「売れ方」の話
イチゴ入りブタの角煮、オレンジ入りスペアリブ……食欲がうせる中国学食の「キテレツ創作料理」
2016/03/23 14:00
中国 東アジアニュース 中国食品
リンゴと肉の炒め物。リンゴの存在感を前面に出す大胆なメニューだ
「果物と肉の組み合わせは意外にも学生からの評判は良く、大体いつも30分で売り切れとなります。今回のイチゴ入り紅焼肉は、イチゴには胃腸の調子を整える効果があるため、角煮と合わせてみたのです。見た目は非常に悪いのですが、甘酸っぱく軟らかくなるまで煮た豚肉とすがすがしいイチゴの風味のハーモニーは一食の価値ありです。価格は1食6元(約100円)です」
とはいえ、これを見ただけで食欲をなくす人が多いようで、中国版Twitter「微博」には「色がヤバい! 全然食べる気がしない」「お願いだから一緒にせず、別々に出してくれ」「俺の大学でもバナナの唐揚げとかやってる。大学がこぞってキテレツ料理を創作しているのか」などなど、多くのコメントが寄せられた。
奇抜なメニューを考案するのはいいが、果物は加熱処理をすると栄養素が破壊されてしまうと指摘する声もあった。同学食では、近日中に「バナナ入り鶏唐揚げ」を提供することも発表している。果物と肉の組み合わせというトレンドは、今後もしばらく続きそうだ。
(文=青山大樹)
最終更新:2016/03/23 14:00