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週刊誌スクープ大賞

【東大生強制わいせつ事件】被害女性の局部にドライヤーで熱風……サディストすぎるエリート学生の素顔とは

 オバマ大統領の広島訪問前に起こった米軍属による日本女性殺人事件は、彼の心胆を寒からしめたに違いない。

 米元海兵隊員シンザト・ケネフ・フランクリン容疑者(32)が起こした強姦殺人事件が沖縄の怒りをかき立て、日本人全体の怒りに火をつけることになれば、自民党には逆風になり、アメリカへもその逆風は届くこと間違いない。

 シンザト容疑者は現在は軍人ではなく、米軍基地で勤務している民間人(軍属)だが、日米地位協定では軍人および軍属の公務中の事件の裁判権は米国が持つとされている。今回は「公務外」であるため沖縄県警が逮捕、捜査を行っている。

 1995年9月4日「午後8時頃」にアメリカ海兵隊員2名とアメリカ海軍軍人1名が12歳の少女を集団強姦した事件では、日米地位協定によって実行犯3人が日本側に引き渡されなかったことで沖縄の怒りが爆発したが、米軍側はその二の舞いを恐れたのであろう。

 文春によれば、菅官房長官はオバマ大統領訪日を控えて、米軍属を逮捕して基地問題が再燃することを最初は嫌っていたそうである。これだけの事件を「政治的配慮」し、隠蔽しようとしたのだとしたら、菅はゲス以下の政治屋である。

 殺された島袋里奈さん(20)さんの父親に、文春がインタビューしている。

「(里奈さんの死を基地問題に関連付ける)そうした報道があることは知っています。でも、私は里奈の父親ですから、娘が一番なんです。(中略)今は娘のことしか考えられないんです」

 せめて四十九日までは、そっとしておいてほしいと言っている。親の心情としては、わかりすぎるほどわかる。島袋さんの死を利用するのではなく、選挙を前にしたこの時期、沖縄の戦後をもう一度問い直し、日本人全体の問題として考えることには躊躇してはならないと思う。

 第3位はポストのスクープだ。貴乃花の部屋は東京・中野区の「中野新橋」にある。この部屋のルーツである藤島部屋がこの地に根を張ったのは1982年2月だというから、30数年前ということになる。

 若貴フィーバーの全盛期は、優勝パレードに6万人近い見物人が部屋周辺に集まり、パレードの沿道2キロ以上を人の波が埋め尽くした。

 部屋のすぐ近くには「てっぽう」という、いい肴と酒を出す割烹がある。ここは当時、貴乃花や若乃花を取材しようと、新聞記者や週刊誌記者のたまり場のようになっていた。

 だが、いろいろのゴタゴタの末、貴乃花は部屋を引き継いだが、金銭的には苦しい時期が続いたようだ。それに貴乃花はそこには住まず、都内の豪邸から通う「通い親方」であったことも影響したのか、力士が育たなかった。

 貴乃花部屋のある土地と建物は貴乃花と親しい人間に売り、格安の賃料で借りていたそうだ。

 だが、ポストによれば、昨年その人間から「退去してくれ」と告げられたという。そこで貴乃花は決断を下す。中野新橋から移転して、自宅を担保に自宅兼相撲部屋を建設しているというのだ。

 なんとなく神がかったところのある貴乃花だが、ここで心機一転して、天下を取る相撲取りを育て上げ、再び、相撲ブームを巻き起こしてもらいたいものだ。

 中野の住民としてはチョッピリ寂しい気がするが、久しぶりに「てっぽう」へ行って、主人と昔話でもしてこようか。

 第2位。東京小金井市のライブ会場前で、冨田真由さん(20)がストーカーの岩埼友宏(27)にメッタ刺しにされた事件は、秋元康が始めたAKB商法の危なさを浮き彫りにした。

 亜細亜大学3年で、シンガーソングライターでもある冨田さんに、京都で造園会社に勤めている岩埼が惚れ込み、腕時計をプレゼントしたり、彼女のTwitterに執拗に書き込みをしていた。

 あまりのしつこさに冨田さんはプレゼントを岩埼に返し、Twitterをブロックした。かわいさ余って憎さ百倍の岩埼が、冨田さんを待ち伏せして襲いかかり、刺し傷は首や背中など約30カ所にも及んだという。

 5月に入って冨田さんと家族は警視庁に相談していたそうだが、事件化しない限り、警察は何もしてくれない。

 2年前にもAKB48のメンバー3人が、握手会でノコギリを持った暴漢に切りつけられる事件が発生して、こういう「商法」が問題化した。だが、こうしたアイドルのキャバクラ化は広がるばかりである。

「会いに行ける、手に触れることができるアイドル」をうたい文句に、握手会だ総選挙だとファンからカネを奪い取り、いくらカネを使ったかでその娘への忠誠心を測るあくどいやり方が、こうした犯罪を生むことにつながるのは、当然である。

 新潮で精神科医の片田珠美氏も、こう言っている。

「彼女たちは、触れることのできる生身の女性として、ファンの前に現れた。“本当に恋人になれるかもしれない”と幻想を抱かせる本物の恋愛対象になってしまったわけです。またSNSで直接やりとりできることも、ファンが自分とアイドルが距離的に近いと勘違いする原因になっている。AKB商法は幻想ビジネス。そこに今回のような事件が起こる危険性を孕んでいる」

 秋元氏は、若い女の子たちを危険にさらすようなビジネスは、即刻止めるべきだ。さもないと、同じような事件が再び必ず起きる。

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