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宍戸留美×小明×Voice Artist【声優 on FINDER!】vol.41

「ずっと、がむしゃらな生き物だった」【並木のり子】“にゃんたぶぅ”との出会いが、すべてを変えた

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――入り口がアニメとかじゃなく漫画っていうのが珍しいですね。

並木 もちろんアニメも大好きなんですけど、大好きすぎて「声をやってる人がいる」って全く思ってなかったんですよね(笑)。だから、その後に『鎧伝サムライトルーパー』(1988年)っていうアニメが流行って、その声優さんたちが大ホールでコンサートをしているのをテレビで観たときは「すごい! 役もできて歌も歌えて素敵!! 絶対なるしかない!!」って。だから高校を卒業するとき、進学先は代々木アニメーション学院しか見つからなかった(笑)。

――おお~! ご両親は反対されなかったですか?

並木 まず「東京に行く」っていうところからすでに反対で、父と母と私で、もう切々と話をして、泣きわめき……。高校の時に父と一緒に体験入学に行ったんですけど、父は「アニメを描く方の人になりたいんだろう」と思って連れてきてくれてたんです。「それなら、手に職だし、まぁいいか」と思っていたら、私に「声優になりたい」って言われたもんだから「え!? なんのこと!?」って。「新聞奨学生制度でもいいから行きたい」って説得を続けたら「じゃあ、大学まで行かせるつもりで行かせてやるか……でも寮だぞ」って。

――代アニに寮があるんですか?

並木 いろんな学校の混合の寮が埼玉にあったんです。

――……学校まで遠くないですか?

並木 そこしかもう空いてなかったんですよ!

――代々木アニメーション学院を卒業されて、すぐに声優事務所に入ったんですか?

並木 卒業して一番最初に受けたオーディションが声優の三ツ矢雄二さんが新しく立ち上げた劇団のフリーアトム(現:ミツヤプロジェクト)で、そこに所属して劇団員になったんです。最初からアニメのオーディションを受けさせてもらえたし、演劇もやらせてもらって、あてがきの台本で舞台を踏めたり……大変だった覚えしかないけど、今思えば本当に恵まれた状態でしたねぇ。三ツ矢さんは全員をちゃんと面倒みてくれて、何もかもが目から鱗の毎日でした。

――勉強しながら仕事もできるし、なんてったって三ツ矢雄二だし、いろいろ豪華すぎますね……!

並木 豪華だし面白かったですよ。役とかも一発芸で決まるんですよ。


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