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中国農村で約5年間、木に縛りつけられた8歳女児「両親は障害者で、祖父母が仕方なく……」
2016/09/24 16:00
#中国 #東アジアニュース #中国農村
一見したところ、どこにでもいそうな8歳女児
急速な経済成長に取り残された中国の農村で、そこに生きる人々の過酷な現状を物語るニュースが報じられた。河南省洛陽市の農村部で、木につながれて生活している女児がいるというのだ。
「新民網」によると、8歳になる彼女は約5年間にわたり、四六時中、縄に縛られたままの状態なのだ。もちろん食事を取るときも、就寝時も、だ。
彼女を縛りつけているのは、彼女と同居している祖父母だ。
縄が食い込む、か細い女児。痛々しい
祖父の話によれば、彼女は2歳になったころ、高熱を出して病院に運ばれたが、入院後、意識が戻った彼女は、粗暴な性格になっていたという。
彼女の両親は共に障害者で、生まれたときから祖父母が面倒を見ていた。
しかし、女児は成長するにつれ、高齢の祖父母の手に負いきれなくなってしまった。彼らが目を離すと、相手が自分より小さな子どもであろうが、大人であろうが、手を出すようになってしまったため、仕方なく彼女を木に縛りつけることに決めたのだ。