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テレビ辛口研究所

大嫌いなのに大好き!? ジャニヲタ界隈をザワつかせる“星野源”という存在の謎

「星野さんや坂口健太郎さんなど、いわゆる『塩顔』ブームは、ジャニヲタにとっては脅威なんですよね。ジャニーズの中にももちろん塩顔タイプはいますが、人気者はあくまでパッチリ二重まぶたでキラキラな瞳の王道アイドルタイプ。そんなジャニヲタにとって、星野さんの細い目は『死んだ目をしてる』と感じられ、『それがウケる世の中=ジャニーズは時代からズレてしまっているのではないか』と不安になる部分があると思います」

 また、星野の「サブカル人気」も、ジャニヲタにとっては脅威なのではないかという。

「サブカル女子は『私だけが(星野の魅力を)わかる』といった“意識高い系”の空気を漂わせていますよね。そういった“意識高い系”からは、ジャニーズは演技力やパフォーマンス力などをまったく顧みられることもなく、単に『ジャニーズ』というだけで見下されることも多いもの。そういったサブカル女子へのいら立ちがあるからこそ、彼女たちが星野さんをやたらと持ち上げれば持ち上げるほど、ジャニヲタは『星野のどこがいいのかわからない』と言いたくなるのでは?」(同)

 また、ジャニーズ好きのライターは言う。

「星野さんの、草食系に見えて『エロ』を自称し、実際には肉食系であるところや、『癒やしキャラ』『優しそう』に見えて辛辣な発言が多く、毒を吐いたり、神経質だったりするところ、おとなしそうに見えて自己愛や自己主張が強いところ、人付き合いが非常にうまく、要領が良いところなどが、ジャニヲタにとってはキツそうに思えたり、如才ない感じがしたりして、警戒心を煽るのではないかと思います。ジャニヲタにはむしろ、キレイな顔なのにプライベートではあまりモテなさそうなタイプや、『肉食』発言をしたがるくせに童貞臭いタイプ、オラオラ発言をしてみせても実はビビりなタイプ、要領が悪くて不器用なタイプ、友達があまりいなくて交友関係の狭い『ぼっち』『ひきこもり』キャラが好きな人が多いですよね」

 しかし、星野の「いじめられっ子経験」や「イケてなかった過去」などは、まさにジャニヲタ好みの「母性本能くすぐり系」にも思えるが……。

 実際、文句を言いつつも、ずっと『逃げ恥』を夢中で見ているジャニヲタたちは、ドラマが終了したら、さぞかし寂しくなるに違いない。嫌よ嫌よも好きのうち!?

最終更新:2016/12/21 08:00
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