本多圭の「芸能界・古今・裏・レポート」

有働由美子アナ争奪戦が激化! 「明石家さんまを超える潜在視聴率」をゲットするのはフジ? TBS?

『ウドウロク』(新潮社)

 NHKを3月末で電撃退社した有働由美子アナウンサー。先月26日に、マツコ・デラックスが所属する芸能事務所・ナチュラルエイトと契約したことが発表され、フリーとして活動することになる有働アナだが、すでに民放テレビ各局の熾烈な争奪戦が展開されているという。

 有働アナは、明石家さんまを超える潜在視聴率を持つほどの人気を誇り、NHK退社前から、民放による争奪戦が絶えなかったという。

 NHKでも、有働アナの評価は高い。これまでNHKでは、自局のアナウンサーを退社後に起用するケースはあまりなかったが、有働アナは独立後、5月にNHK BSプレミアムで『100年インタビュー~松井秀喜~』が放送。6月にもBSプレミアムの『世界プリンス・プリンセス物語』への出演が決まっている。

 これに対し、民放関係者は、「『あさイチ』で証明されたように、有働アナは数字が取れるということですよ」という。数字を持つ有働アナは、今後もNHKからのオファーが予想されており、今年の『NHK紅白歌合戦』には総合司会への返り咲きもウワサされているほどだ。

 民放各局も、電撃退社が明らかになった時から、本格的に有働アナ獲得へと乗り出した。テレビ朝日は特番。日本テレビはバラエティ番組で出演交渉しているという情報があった。

 しかし、有働が「これからは報道1本でやっていきたい」という意向を示したことで、争奪戦はTBSとフジテレビの2社に絞られたという。TBSはすでに膳場貴子や堀尾正明などのNHK出身者が活躍していて、NHKアナに太いパイプを持っている。そうしたコネクションを使って、有働を説得。さらに、ギャラの面では、帯の報道番組で、年間2億円の出演料を提示する準備もしているという。

 対するフジは『プライムニュース』を9月いっぱいで打ち切って、10月からの新報道番組のメインキャスターに有働アナを迎える準備を進めているという具体的な情報もある。

 フジは、4月より報道番組を『プライムニュース』に統一。BSで放送されていた『BSフジLIVEプライムニュース』を地上波でも展開することで、ブランド化を図った。

 ところが、『プライムニュース』の統一ブランド化を進める中、フジはさまざまなトラブルに見舞われた。今年の1月、BSで同番組のキャスターを務めていた秋元優里アナが番組プロデューサーとの“竹林不倫”が報じられ、降板。その直後には、地上波での新報道番組『プライムニュース イブニング』のキャスターに就任予定だった、元NHK・登坂淳一アナの“セクハラ疑惑”が浮上。就任前に降板となったが、登坂アナの代わりに起用された、反町理キャスターの“パワハラ疑惑”が発覚。さらには、BSの『プライムニュース』のメインキャスターの松山俊行に“愛人スキャンダル”が報じられるという始末だ。

「まさに負の連鎖ですが、反町、松山のスキャンダルは局内では内部からのリークだと言われてます。フジはこれ以上、スキャンダルが発覚する前に膿を出し切りたい。そのため、『プライム』を10月からリニューアルする、または新たな番組を作って、いずれにせよメインキャスターに有働アナを据える計画もあるようです。そのために、高額なギャラを提示すべく準備しているとも」(フジ系列の製作会社スタッフ)

 だが、このキャスティングの問題は、フジの“女帝”として君臨する安藤優子だという。

 安藤は2000年4月から15年にわたってフジの『FNNスーパーニュース』のメインキャスターを務め、“フジの夕方の顔”と呼ばれてきた。ところが、夕方の報道番組のリニューアルがきっかけとなり、昼の情報番組『直撃LIVE グッディ!』に異動。年間2億円以上もらっているといわれていたギャラも、大幅ダウンしたという。その安藤が、有働獲得に高額ギャラを提示したと知ったら、「報道に戻せ」とゴネて、トラブルになりかねないと局内では憂慮しているという。

 しかし、安藤はすでに“旬”を過ぎている。『NHK紅白歌合戦』総合司会を4年連続務め、『あさイチ』での実績がある有働とは比べものにならない。

 果たして、有働を獲得するのはTBSか? フジか? 有働の決断に注目したい。
(文=本多圭)

最終更新:2018/05/11 19:35
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