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大久保佳代子、女芸人随一の“男ウケ”の秘訣は“たけしイズム”にあり?

■「今みたいに、ちょっと会えるくらいがいいんです」

「お笑いナタリー」のインタビュー(2015年3月30日)で大久保は、たけしから学んだことをとうとうと語った。

「くだらないことがこの世の中で一番素晴らしいものだって。オールナイト(『ビートたけしのオールナイトニッポン』/ニッポン放送)の翌日はたけしさんの口調が乗り移って、ブスな女の子たちと一緒に笑って過ごしてましたよ。ひどいことを言って、逆に笑いにしてあげようっていう感覚は、たけしさんから与えられたものだと思います」

 プライベートのたけしがシャイであることは、多くの人が知るところ。そしてなぜか、たけしファンもその手の人種が大多数である。大久保は、北野武監督について「映画館で全部見ている唯一の監督」と断言する。

「中年のおばさんみたいな役で使ってくれないかなって。たけしさんからお声がかかれば、若干の濡れ場とかもやりますし(笑)」

 この意気込みがたけしの耳に届けば、大久保出演の可能性はあるかもしれない。

「いや、届かなくていいです。大丈夫です。今、バラエティでちょっとだけ会えるくらいがいいんです」

 ちなみに大久保、『ミュージック・ポートレイト』出演時に、もう1つたけしの曲を挙げている。坂本龍一が作曲を担当した「TAKESHIの、たかをくくろうか」。『オールナイトニッポン』エンディングBGMとして、ファンからの思い入れが深い1曲だ。やっぱり彼女は、たけしによる初等教育を強烈に受けていた。

 大久保は女性人気が最高。それだけでなく、男ウケの高さも、女芸人の中では群を抜く。そんな彼女の秘密は、もしかしたら、このへんの“育ち”に関係があるのかもしれない。

(文=寺西ジャジューカ)

最終更新:2018/08/14 10:15
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