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土屋太鳳もプロデュース! つんく♂、声帯摘出後も楽曲提供が絶えないワケ

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土屋太鳳 公式インスタグラム(@taotsuchiya_official)より

 日本テレビ系で放送されるスペシャルドラマ『約束のステージ~時を駆けるふたりの歌~』(2月22日21時)。この作品内で主演の土屋太鳳が歌うメインテーマ曲「幸せのセレナーデ」を書き下ろしたのが、つんく♂だ。2014年に咽頭がんで声帯を摘出し、現在はハワイを拠点に生活しているつんく♂。一時期は仕事もセーブしていたが、ここにきて多くのアーティストに楽曲を提供するなど、精力的な創作活動が目立っている。

 今年は、土屋が歌う「幸せのセレナーデ」のほかにも、元NMB48の渡辺美優紀の1stソロアルバム『17%』(4月3日発売)の収録曲や、5月にリリース予定の男性アイドルグループ・CUBERSのメジャーデビューシングルなどを手がけているつんく♂。さらに、ここ数年であれば、ハロー!プロジェクトの楽曲はもちろん、ラストアイドル、Beverly、alom、アップアップガールズ(2)、KINDAI GIRLS、加山雄三、May J.、クミコ、Kis-My-Ft2などのアーティストに楽曲を提供している。

 つんく♂は、声帯を摘出した14年にハロー!プロジェクトの総合プロデューサーを退任。それ以降、ハロプロ以外のアーティストへの楽曲提供が増えたという。

「かつてはハロプロのほぼすべての楽曲がつんく♂プロデュースでしたが、現在はプロデュースからは離れ、ハロプロへの楽曲提供は激減しました。そのおかげもあって、ハロプロ以外の仕事をする時間がたくさんあるんです。もちろん、体を休めなければならないでしょうが、それでもなお創作意欲は途切れないということなのでしょう」(音楽業界関係者)

 また、これまで数え切れないほどの楽曲を制作してきたからこその“蓄え”もあるようだ。

「つんく♂さんの場合、基本的にはオファーを受けて、そのオーダーに合わせて楽曲を制作するのですが、ハロプロのプロデューサー時代には常に楽曲を作っており、そのころのストックがあるともいわれています。そのストックに手を加えるなどして、新たな楽曲に作り替えて提供するというケースもあるようですね」(同)

 また、そもそもつんく♂への楽曲制作オファーは以前からあったという。

「ハロプロプロデューサー時代にも、いろんなアーティストに楽曲を提供していましたし、当時もオファーはたくさんあったとのこと。しかしながら、ハロプロの楽曲制作に追われ、時間的な問題で応えられなかったオファーもあったみたいです。ハロプロから離れた今は、時間的にも余裕ができたため、いろんなオファーに応えられるようになったということなのでしょう。大物音楽プロデューサーというとハードルが高いイメージがありますが、つんく♂の場合は必ずしもそうではない。条件さえ合えば、受けてくれるということなのだと思います」(同)

 声は失っても、音楽家としてのクリエイティビティは枯渇することのないつんく♂。さまざまなアーティストがつんく♂の楽曲を歌う姿を、今後もたくさん見られそうだ。

最終更新:2019/02/07 12:00
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