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テレビウォッチャー・飲用てれびの「テレビ日記」

天然キャラのまなぶが熱血漢に……カミナリの「深すぎるコンビ愛」

文=飲用てれび

カミナリ

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(3月24~30日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします。

高田純次「怪物と戦うときは、自分も怪物になったほうがいいんじゃないですか?」

「怪物と戦う者は、自分もそのため怪物とならないように用心するがよい」

 哲学者・ニーチェの言葉である。怪物に勝つための力を得ようとすると、自分が怪物みたいな存在になってしまう。嫌いな人を懲らしめようとすると、自分もまた嫌いな人と同じように振る舞ってしまう。そうならないように気をつけましょう。そんな警句だろうか。

 哲学者や偉人の言葉を聞くと、人はしばしばわかってないのにわかったふりをしてしまう。しかし、28日放送の『世界の哲学者に人生相談』(NHK Eテレ)という番組でこの言葉を聞いた高田純次は、いつもの調子で次のように疑問を呈していた。

「怪物と戦うときは、自分も怪物になったほうがいいんじゃないですか?」

 なるほど、そうかもしれない。ニーチェの名前に臆さない高田のシンプルな疑問。番組で解説役を務める哲学の先生も、返答に苦慮しているように見えた。

 さて、話は少し変って、27日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、占いに関する説が検証されていた。題して、「なにやら占い師に傾倒し始めた相方が改名を訴えてきても応じられない説」。怪しい占い師に熱を上げ始めたお笑いコンビの一方が、占い師に助言されたからといって改名を提案したら、相方はどう反応するのか、というドッキリ企画である。

 1組目のターゲットになったのは、若手芸人のカミナリ。幼なじみの石田たくみと竹内まなぶから成るカミナリは、茨城訛りと激しいツッコミを武器にした漫才で、2016年の「M-1グランプリ」の決勝に進出。翌年の「M-1」でも決勝に残った。

 今回ドッキリの仕掛け人となったのは、ツッコミのたくみの方である。たくみはまなぶの目の前で1週間、怪しい数珠をつけ、怪しい水を飲む。埼玉の占い師から買ったという水晶を見せたりもする。そして1週間後、2人きりの部屋でたくみは話し始める。自分だけ、4月から『王様のブランチ』(TBS系)のレギュラー出演が決まった。これを契機に、名前を変えようと思う。「石田たくみ」を「石田夢門」にしようと思う。「夢門」と書いて、「たくみ」と読ませようと思う。なぜか。

「先生が言ってた」

 占いの先生が、平仮名は「あんまり良くない」と言っていた。だからオレは、4月から「夢門」になろうと思う。

 目の前でこんなことを言い始めた相方に、まなぶはどう応じたのか?

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