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週刊誌スクープ大賞

“愛子天皇”待望論が浮上中……? 雅子さまvs紀子さまの仁義なき抗争が勃発か

『朝生』元アナが職場で“禁断愛”

 ところで、先週の金曜日に、目白の椿山荘で「週刊現代60周年感謝の会」が開かれた。

 歴代の編集長も来てくれというので、出かけていったが、会場はさながら、私の頃の週刊現代の同窓会のようであった。

 久しぶりに会った野間社長も元気で、「何かと大変ですね」というと、「そうなんですよ」といいながらも、楽しそうだった。

 講談社は、昨年度は20億円程の利益を出しているからか、週現の鈴木編集長を始め、編集部員も明るかった。

 何かひと言いえといわれたので、壇上で、「相続特集が受けているのはいいが、どうも最近の週刊誌は全体に視野狭窄気味だ。世の中にはもっと面白い、もっと楽しいことがいっぱいあるのに、週刊誌にはそうした記事が載っていない」といった。

 もっと辛辣なことをいわれるのかと思ってましたと、現代の連中はほっとした顔をしていた。

 俺だって、現代OBだから、心では応援しているのだ。そういっておいた。でも、招いておいて5000円も取るなんて、ひどいじゃないか。

 4時からで、すきっ腹だったから、少し酔いが回ったので、オフィスに戻り、少し寝て、原稿を書いた。70周年は、出席できるだろうか。

 さすが新潮というべきである。4月4日に報じられた、「娘乱暴 父に無罪判決」という見出しに、驚いたのは私だけではないだろう。

 だが、このことを取り上げたメディアはほとんどない。

 名古屋地裁支部の鵜飼祐充裁判長は「抵抗不能ではない」と、19歳の娘を無理やり犯した父親に無罪をいい渡したというのである。

 新潮によれば、ここは6人家族で、被害者は長女で、弟が3人いるという。彼女は小学生の頃から父親に殴られたり蹴られたりしていたが、中学2年になったころから頻繁に胸などを触りだし、その挙句に、性交を始めるようになったというのだ。

 高校を卒業するまでは週に1、2回、専門学校に通い始めると週に3、4回に増えていった。

 彼女も抵抗したり、弟と一緒に寝るなどしたが、すきを見て彼女を襲い、殴る蹴るの暴行を働き、犯し続けたという。

 母親は、見ているだけで何もしなかったそうだ。呆れ果てる鬼畜顔負けの親だが、彼女は、警察に訴えて、大黒柱の父親が逮捕されたら一家が生活できなくなるなどと考え、外に助けを求めることができなかったという。

 ようやく父親を訴え、「準強制性交等罪」で起訴されるのだが、裁判官は、中学2年の時から性的虐待を受け続けてきたのに、罪に問われた2年前の事件では、自分から服を脱いだことや周囲から父親の車に乗るなと助言されていたのに、乗ってホテルに連れていかれたことなどから、「抵抗しようと思えばできたのではないか」として無罪判決を出したのである。

 自分の娘を強姦することはまごうことなき犯罪である。服を脱ごうが、ホテルへ行こうが、そんなことは些末なことである。

 この判決を見て、オレも娘とSEXしてみようかと考えるバカな親が出て来たら、鵜飼裁判長はどう責任を取るのか。最近で一番腹の立つ事件である。

 次はフライデーから。すしざんまいという寿司チェーンがある。ここは正月の初セリの時だけ有名になる。そこの木村清(66)という社長が、マグロをバカ高い値段で競り落とすからである。

 そこに入社して、研修を受けた女子社員が、上司から悪質なセクハラを受けていたと告発している。

 新入社員の研修を担当していたSという課長から、胸を鷲掴みにされたり、後ろから抱きつかれ、ウエストラインや胸を撫でられたり、膝の上に座れと命令されたというのである。

 この女性、目は隠してあるが、ふくよかで、ふるいつきたくなる美人というわけではないようだ。そのためか、Sは、「チビ」「デブ」と侮辱したともいうのである。

 寿司職人になりたいという夢を叶えるために入社した彼女だが、出社しようとすると頭痛や吐き気がするようになり、病院で「適応障害」と診断され、退社せざるを得なくなってしまった。

 彼女は弁護士と相談し、会社に抗議すると、「慰謝料として50万円を支払う」という回答が届いただけで、謝罪の言葉はなかったそうだ。

 フライデーが木村社長を直撃すると、「突然おかしいだろ! 広報を通せ!」と激昂した。そのときの写真が掲載されているが、ヤクザみたいにおっかない。これがこの人の地なのだろう。

 こんな人間が上にいる寿司屋で寿司は喰いたくないな。そう思わせただけでも、女子社員の告発は大きな意味があったというべきであろう。

 さて今週の第1位は、ポストの記事である。ポストは時々だが、面白いスクープをやる。

 今週は、田原総一朗の司会で長く続いているテレビ朝日の『朝まで生テレビ!』で、MCを務めている看板女性アナのスキャンダルである。

 村上祐子(40)で、アナウンス部から異動して現在は政治部の敏腕記者である。

 村上は、06年に同じ局の8歳年上のアナウンサーN(48)と結婚して、仲睦まじく暮らしていると見られていたという。

 テレ朝は、報道ができる女性アナが次々に退社していき、彼女には「報道の顔」になってほしいという期待があるそうだ。

 だが、東大法学部出身で弁護士資格を持つNは、アナウンス部から法務部へ異動している。

 その後、村上も政治部へ異動したことで、夫婦の間にすきま風が吹いてしまったのかもしれない。

 4月初旬の青山霊園を、仲睦まじく桜を愛でながら歩むカップルがいた。女性は村上だが、男性はNではなかった。

 男性はNHK政治部で野党番を務めるA記者で、政治ニュースにもたびたび登場するそうだ。村上より10歳近く年下だという。

 夜になって、買い物袋を抱えた2人は、Aの住んでいる「超高級マンション」へ入っていったそうである。

 翌朝、Aは国会へ、村上もマンションから出てきた。

 テレ朝関係者がいうには、政治部に異動して間もなく、村上は別居して、Aと同居しているというが、離婚したという話は聞いていないという。

 2人はポストの取材に、プライベートのことなので答えられないとしている。次回の『朝生』は、不倫と政治についてというテーマでやったらいい。

 もはやいい大人だから、お咎めはないのだろうが、けじめはハッキリつけたほうがいいな、村上さん。
(文中敬称略)

【巻末付録】

 ポストから。「全裸ナース&メガネ美人60人-ヘアヌード乱れ咲き」。看護婦にメガネが多いのは事実なのだろう。患者にとっては天使のように見えるものだ。

「平成最後の愛人・和久井雅子-<ラスト>グラビアインタビュー」「春のパイ祭り/Gカップ乳ヒロイン3人娘」。パイの実物大「春のパイ祭り/恋するおっぱい、それが恋乳-筧ジュン衝撃AVデビュー」

 現代は「あの女優ヌードを憶えていますか-『GORO』『平凡パンチ』『スコラ』アン=マーグレット、デヴィ夫人、ブリジット・バルドー」。懐かしいね。

 これも懐かしい「麻生祐未、美のこころ-ページをめくるたび、その美しさの虜になる」。なかなかいいじゃないか。熟女になってもまだまだ魅せる。

「川島海荷、約2年半、日本テレビ『ZIP!』のMCを務めた25歳」。袋とじは「ベストセラー『妻のトリセツ』に学ぶ-人妻のトリセツ<取扱説明書>」

 合併号のわりには、さほど力が入っていないが、現代の方が、やや優勢というところか。
(文=元木昌彦)

最終更新:2019/04/16 21:00
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