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「日曜劇場」が軽いコメディになった理由とは? 福山雅治がバカボンのパパに『集団左遷!!』第2話

福山雅治は爆死案件を逆転させられるか!? 主演俳優からリストラされる危機『集団左遷!!』第1話の画像1
TBS系ドラマ『集団左遷!!』番組公式サイトより

“平成最後の下克上”というキャッチコピーを謳った福山雅治主演ドラマ『集団左遷!!』(TBS系)。平成時代が終わっても、下克上宣言を続けるつもりでしょうか。序盤からすでに泥舟感が漂うことが気がかりです。泥舟に乗った気分で、第2話を振り返ってみましょう。

 大手の三友銀行に勤める片岡(福山雅治)は、廃店が内定している蒲田支店の支店長として着任しました。本部の横山常務(三上博史)からは「がんばらなくていい」と釘を刺されていた片岡ですが、蒲田支店の若手行員たちのがんばっている姿に感化され、ついつい「がんばらせてください、廃店にはしないでください」と横山常務に反逆してしまいました。

 副支店長の真山(香川照之)が廃店の話をみんなの前でバラし、行員たちは動揺しまくりです。新支店長である片岡が「半期で100億円のノルマを達成すれば、廃店はありません」と明るい笑顔で説明するも、「どーやって100億円のノルマを達成するんですか!?」とまるで相手にされません。「とにかく、がんばるんです」と連呼する片岡支店長の空回り感は否めません。

 さらに横山常務の指示による本部からの圧力が、蒲田支店全体を揺さぶります。かなり前に本部の審査部に提出していた融資の申請書が「不備がある」と突き返されてしまったのです。片岡支店長が横山常務に逆らったことへの露骨な嫌がらせです。

■部下に舐められまくる上司

 本部からの支店いじめは、まだまだ続きます。営業課長の横溝(迫田孝也)は町田社長(市川猿之助)から5000万円の融資の相談を受けてきたのですが、この情報は本部に筒抜けで、何と羽田支店が蒲田支店よりも安い金利でさらってしまいます。同じ支店同士での醜い足の引っ張り合いとなるのでした。

「とにかく、がんばろ~!」としか言わない片岡支店長に、若手行員のエース格である滝川(神木隆之介)がブチ切れます。

滝川「また出たよ、『がんばれ』。……と僕に口答えされたらムカつきますよね。本部に対して同じことをしたんじゃないですか」

 20代の部下に正論を吐かれ、ぐうの音も出ない片岡支店長でした。これでは、どちらが上司か分かりません。

 自宅に帰った片岡は、高校受験を控えた息子の裕太(絃瀬聡一)に「勉強か? がんばれよ」と声を掛けたところ、またまたやりこめられてしまいます。「はぁ。がんばっているのに、さらにがんばれと言われるのはキツいんだよ。会社でも言わないほうがいいよ」と息子に説教されてしまう片岡パパ。せっかく奥さまのかおり(八木亜希子)が作ってくれたすき焼きも、これでは美味しさ半減です。トホホホホ……。

■片岡支店長はバカ田大学出身?

 がんばれと部下を励ますのは、パワハラになってしまうのでしょうか? それなら、自分がまずがんばって見せるしかありません。町田社長がメガソーラーシステムをやりたがっていることを聞き出した片岡支店長は、大量のソーラーパネルを並べられる東京ドーム半分の広さがある土地を探し始めます。今回の融資話はダメでも、夢を持っている人を銀行員として純粋に励ましたいと考えたのです。他の支店への異動願いが受理されないことを知った横溝も一緒になって土地探しに奔走します。でも、このシーンを見ながら、多くの視聴者は「ちょっと待てよ」と感じたのではないでしょうか。

 太陽光パネルビジネスは、クリーンなエコイメージで以前はもてはやされましたが、ご近所とのトラブルや積雪・台風などでパネルがすぐダメになってしまうなど、多くの人が失敗に終わっている案件です。そんなリスクの高すぎるビジネスのために、後先考えずに走り続ける片岡支店長。泥舟感がハンパない蒲田支店です。

 視聴者の不安をよそに、片岡支店長は三浦半島で格安物件を見つけてしまうのでした。「仕事って、お金だけじゃないですもんね。私たち銀行員ががんばるのは、そこにがんばるお客さまがいらっしゃるからなんです」という言葉を残し、町田社長のもとをドヤ顔で去っていく片岡支店長。横溝課長と「これでいいのだ~、これでいいのだ~♪」と『天才バカボン』の主題歌をハモりながら蒲田支店への帰路に着きます。どうやら、片岡支店長はバカ田大学出身のようです。ますます、蒲田支店が心配になってきます。

 蒲田支店に戻った片岡支店長はびっくりです。さっき別れたはずの町田社長が先に来て、待っているではありませんか。片岡支店長は『天才バカボン』を歌いながら、どこまで練り歩いたのでしょうか。それはさておき、町田社長です。金利の安い羽田支店ではなく、蒲田支店から融資を受けたいと頼みにきたのでした。片岡支店長のバカ正直さに、すっかりほだされてしまったようです。福山雅治と市川猿之助、歌舞伎の世界では市川中車を名乗っている香川照之が同じ画面の中に並ぶという、なかなかレアな光景が第2話のハイライトシーンとなりました。まぁ、歌舞伎好きな人でないと、スルーされてしまいそうですけど。

 5000万円の融資話を羽田支店から奪い戻し、女性行員の木田恵美子(中村アン)をはじめとする蒲田支店の行員たちは、片岡支店長のことをすっかり信頼するようになります。蒲田支店が一丸となってがんばることで、100億円のノルマは1か月後には93億円まで減らすことに成功します。盛り上がる蒲田支店、でも本部に内部情報を漏らしているスパイはいったい誰? というところで第2話は終わりました。

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