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多井隆晴・新書『全速力』ついに解禁! サイバー藤田晋氏「初」対談収録。空前の麻雀ブームを牽引するカリスマの「勝利のメソッド」

『全速力』(多井隆晴/サイゾー)

 今、「麻雀」に空前のブームが訪れていることを知っているだろうか。

 様々な市場の動向が掲載されている『レジャー白書 2019』(公益財団法人日本生産性本部)によると、全国の麻雀人口は2017年の500万人から、2018年には580万人と16%アップ。

 多様な娯楽が溢れ返るご時世、それもすでに世間に根付いている麻雀が、この伸び率を記録するのは驚愕といっていいだろう。2019年は、さらに上昇する見込みだ。

 この現象には、明確な「理由」がある。

 昨年、プロ麻雀のナショナルリーグ『大和証券Mリーグ』が誕生し、電通や博報堂、セガやコナミといった超一流企業がチームスポンサーに名を連ねたことで、プロ麻雀の注目度が急上昇。今、時代は麻雀を打つよりも、テレビでプロの華麗なテクニックを楽しむ「観る雀」が主流となっているようだ。

 そんな麻雀ブームの中心『Mリーグ』で昨季、無敵の強さを誇ったのが「麻雀界のカリスマ多井隆晴」だ。

 サイバーエージェントがスポンサーを務める渋谷ABEMASにドラ1指名された多井は、シーズン終盤で4連勝を含む、11試合連続連対を達成。選び抜かれたトッププロを相手に圧倒的な成績を残し、個人1位「MVP」を獲得。大舞台で現役No,1を証明している。

 そんな多井がMリーガーとして初めて世に送り出す新書『全速力』が26日、ついに発売を迎えた。

 昨年(2018年)、『大和証券Mリーグ』が誕生しましたが、いま、麻雀界には史上最高と言っていいブームが訪れています。

 プロ野球やサッカーのJリーグといった一大プロリーグを目指し、これまでスーツを着ていた麻雀プロが、「Mリーガー」としてユニフォームを着て麻雀の試合に挑む。インターネットテレビ局『AbemaTV』の麻雀チャンネルで放送され、毎試合約30万~40万の視聴数、それも全体25%程度が女性という、いままでの麻雀番組では考えられなかった反響があります。「オジサンの娯楽」だった麻雀はいま、誰にでも楽しめるスポーツに生まれ変わろうとしています。(※『全速力』まえがきより一部抜粋)

 空前の麻雀ブームの中で生まれた『全速力』は、麻雀ブームのさらなる過熱を目指す多井にとっても「新しい試み」だという。

「麻雀ファンだけでなく、世を支えるビジネスパーソンの方々にも読んでいただきたいと思って書いた」とある通り、本書にはMリーグだけでなく、ビジネスシーンに直結するであろう“金言”が数多く掲載されている。

 特に、サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏との長編対談は必見の内容だ。

 アマゾンや楽天ブックスなど主流ECサイトで発売されているほか、26日は全国の書店にも展開されている。日本を代表する娯楽1つから、新たなスポーツへ生まれ変わろうとしている麻雀。業界で誰よりも勝ち続ける多井隆晴は、その中心から新時代を切り開くパイオニアの1人に違いない。

最終更新:2019/11/26 21:00
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