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梅宮辰夫、ピーク時には全国展開で店舗数が約70店も…“漬物ビジネス”で見せた優れた才覚

文=日刊サイゾー

梅宮辰夫

 俳優の梅宮辰夫が81歳で亡くなった。俳優として活躍する一方、バラエティ番組にも頻繁に出演し、誰からも愛された「辰ちゃん」。釣りや料理の腕前もプロ級だった梅宮は、ビジネスマンとしても超一流だった。

「不良番長シリーズ」や「仁義なき戦いシリーズ」など、威厳に満ちたタフな男を演じ続けた男も、病には勝てなかった。女性週刊誌の記者がいう。

「映画やCM、バラエティで幅広く活躍した梅宮さんですが、晩年はたびたび病気に見舞われ、苦しい時期が続きました。2016年の十二指腸乳頭部がんのほか、がん手術すること実に6回。今年の初めに『金スマ』(TBS系)に出演した際には、娘のアンナに向かって、『お前が優しい心でいてくれれば、安心してあの世へ行ける』というメッセージを遺し、“まるで遺言”と話題になりましたが、やはり体調は良くなかったんですね」(女性週刊誌記者)

 溺愛してきた娘の梅宮アンナは、交際相手の羽賀研二の借金やヌード写真集騒動、プロ野球選手との不倫、再婚と離婚など、常にワイドショーを賑わせてきたお騒がせ娘。子育てに関しては及第点は上げられそうもない梅宮だが、ビジネスの才覚は一流だった。週刊誌のベテラン編集者はいう。

「バブル期の前後、芸能界で一世を風靡したのがタレントショップです。きっかけは当時の人気番組の『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)だったと思いますが、原宿・竹下通りには、山田邦子、酒井法子、とんねるず、所ジョージ、田代まさしなど、タレントショップが乱立。梅宮辰夫も店を出しました。

 ただ、他のタレントの店がTシャツやマグカップ、ポスターなど、関連グッズ頼みだったのに対し、梅宮の『梅宮辰夫漬物本舗』は、漬物を商品にしたことでファン以外の需要も開拓し、リピーターも生まれ、全国展開も叶いました。ピーク時には店舗数が70店近くにも及び、わずか3坪ほどの店でも年間5000万円の売り上げがあったそうで、現在も20店が営業しています。梅宮は漬物だけを扱った本も出しており、“漬物愛”が本物だったからこそ、お店も長く続いたのでしょう」(ベテラン編集者)

 運営元は梅宮の死去に際し、辰ちゃん像を撤去しないと発表。テレビではもう彼の姿を目にすることはできないが、“漬物屋のオヤジ”として末永く愛されることになりそうだ。

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最終更新:2019/12/18 12:00

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