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『M-1』予選を騒がせた”野良芸人”! ラランド「会社員しながらお笑いをやる理由」

文=斎藤岬(さいとう・みさき)

広告の仕事が漫才にも役立った!

さーやは元子役!

――過去の『M-1』は2回戦進出が最高成績だったのが、今年は準決勝まで進めた理由は、どこにあると思いますか? 

さーや 大学お笑いって、やっぱりお笑いマニアが集まってるから、どうしてもそこに向けたネタを作っちゃうんですよね。すごい伝わりづらいボケを楽しむみたいな文化があって、自分たちも、わりとそっち寄りになっちゃってたのかなと思います。それが社会人になって、「このボケはもうちょっと伝わりやすく変えよう」とか考えるようになりました。広告関係の仕事というのもあって、「伝える」「広める」ことに対してどんどん意識が変わってきたのを実感してます。多くの人に伝わって、それでいてちゃんとお笑いファンの人にも届くようなネタ作りになってきたというか。それは今年の結果に関係してると思います。もし大学を卒業したあとそのままお笑い一 本でやってたら、そういう発想になってなかったと思うので、そこはよかったかな。

ニシダ 場数も、学生の頃に比べると増えたよね。K-PROさんがよく呼んでくださって、いろんなプロの方たちと同じライブに出させていただいてます。それで新ネタもよく作るようになりました。今年は、月1~2本は作ってました。

さーや 大学お笑いのファンだけじゃない、普通のお笑いファンがいっぱいいるハコにたくさん出て、「どうやったらウケるのか」を考え直した感じはしますね。

――視界が広がった部分があるんですね。ただこの数年、大学お笑いに注目が集まる中で、「その代でいちばん面白いと言われる人ほど、芸人にならないで普通に就職する」と聞いたことがあります。

さーや それは本当にそうです。面白い人ほど就職しちゃう。しかもそういう人って、大企業にいくんですよ。大学お笑いで出した結果を武器に就活するので、いいところに入れる(笑)。それで揺らいじゃう部分があるみたいですね。最初から「お笑いをやるのはサークルの間だけ」と決めている人もいます。(小声で)信じらんない……。

――一緒にやっていた人からすると、「あんなに面白いのに続けないんだ……」って寂しくありませんか?

さーや でも逆に、プロになってスベってるところを観たくないとも思うんですよ。「あんなに輝いてた人が、(ヨシモト)∞ホール立つとこんなになっちゃうんだ!」って時がたまにあるので。

ニシダ あるある。

――さーやさんは、さっき小声で「信じらんない」って言ってましたが……?

さーや (笑)。私みたいに両方バリバリやるスタイルの人は今まであんまりいなかったので、後輩や先輩からも「頑張れ」「切り開け」って言ってもらえてます。今回の私たちを機に、同じような立場の人が「もっと活動しようって思っていいんだ」って思ってくれたらいいですよね。社会人をやりながらお笑いやるのってどうしても引け目を感じがちで、みんな「趣味です」って控えめな感じにしてるんですよ。私もちょっと前まではそうだったんですけど、そこに引け目を感じる必要はないのかなって最近は思い始めました。それでここ数カ月はオフィシャル感を出すというか、「趣味じゃないよ」って見せるやり方を結構考えてます。

ニシダ TwitterやSNSの発信の仕方を変えよう、って話は2人でしてるよね。

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