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100名近くが濃厚接触! 厳戒態勢の台湾で極秘開催された“セレブSMイベント”に非難ごうごう!

イメージ画像(ACより)

 新型コロナ対策として国や県が自粛を求めたにもかかわらず、3月22日にさいたま市で開催された「K-1ワールドグランプリ」に批判の声が上がっている。会場には約6,500人の観客が訪れたが、観戦者から発熱症状が出たとの一部報道もあり、関係者に動揺が広がっている

 一方、お隣台湾では、コロナ対策として集会やイベントが法律で規制されているが、そんななか、ひそかにあるイベントを行った一団が、批判にさらされている。

 台湾ネットメディア「CTWANT」(3月18日付)によると、8日午後、台北市内のバーでSMサークルのイベントが開催されるとの情報をキャッチした記者が現場に潜入取材。このサークルには財界人や資産家の子女たちが会員として名を連ねており、月2~3回、イベントを開催しているという。

 地下にある店内に記者が足を踏み入れると、女性を亀甲縛りにして吊るし上げる男性、男性の上にまたがり首を絞める女性、Tバック姿の女性の尻をスパンキングする女性、アイマスクをしている女性の胸をもてあそぶ男性……と、それぞれが思い思いのプレイを楽しんでいた。70坪ほどの店内にはいくつかの部屋があるものの、ドアはない。参加者は100名近く、かなりの人口密度だったという。

 こうした状況について台北市立総合医院の医師は「密閉された空間で参加者はマスクをしておらず、飛沫感染、接触感染、空気感染の3大リスクがそろっている」と指摘。現場では唾液、汗、さらには別の“体液”まで飛び交い、まさにウイルスの培養場だったと同メディアは断罪している。

 実は潜入取材の前からこのイベントは警察当局にマークされていたようで、警察は3,000台湾ドル(約1万1,000円)でスペースを貸していたバーの経営者に任意で事情聴取。その際には「ここ2カ月はコロナ感染拡大防止のため同会には貸しておらず、ほかのイベントを開催する場合でも、1階にアルコール消毒液を設置するなど対策を取っていた」と説明していたという。しかし、CTWANTの潜入取材によって真実が暴かれた今、警察はさらなる調査を行うとしている。

 また、政府による防疫措置に素直に従っている多くの市民からも、このサークルやバーに対して厳しい批判の声が上がっている。彼らは、プレイではなく、本当の「お仕置き」を受けることになりそうだ。

 

中山介石(ライター)

1970年、神奈川県横浜市生まれ。日本の食材をハンドキャリーで中国に運ぶ傍ら、副業として翻訳・ライター業に従事している。

なかやまかいすけ

最終更新:2020/03/26 14:00
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