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“裏切り者だった”木村拓哉の新『BG』が好発進 ドラマ連続ヒットでイメージ完全回復!?

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テレビ朝日系『BG~身辺警護人~』ウェブサイトより

 木村拓哉の主演ドラマ『BG~身辺警護人~』の新シリーズ第2話が6月25日放送され、平均世帯視聴率が14・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。視聴率が17.0%だった初回から、2.2%のダウンとなっている。

「ドラマは初回が最高視聴率で、以降は数字が落ちるのが普通なので、2.2%の下げ幅は好調を維持しているといえます。今回の初回視聴率17.0%は、2018年に放送された前シリーズの15.7%を上回っているし、まだ第2回が放送されただけで気が早いですが、成功は堅いと思いますよ」(芸能記者)

 木村が主演した直近の連続ドラマと比較しても、今回の『BG』の高視聴率は際立っている。

 19年10月20日~12月29日に放送された『グランメゾン東京』(TBS系)の初回視聴率は12.4%と、木村の主演ドラマとしては異例の低さだった。このときはドラマ開始前にプロ野球日本シリーズやラグビーW杯の準々決勝といったスポーツ中継が放送される不運もあり、『グランメゾン東京』に注目が集まりにくい状況でもあった。2話以降の巻き返しが期待されたものの、思うように数字が伸びずに10%台前半をウロウロする始末。最終回になって、ようやく最高視聴率16.4%をマークして面目を保った。

「『BG』の前シリーズや『グランメゾン東京』が放送された当時、木村を取り巻く状況は最悪と言っていいものだった。2016年に起きたSMAPの解散騒動で裏切り者扱いされ、すっかりイメージが毀損されてしまい、人気低落に歯止めがかかりませんでした。しかし、そんな逆風の中、曲がりなりにも両ドラマをヒットさせ、今年1月に発表した初ソロアルバム『Go with the Flow』もオリコンチャートで1位を記録するなど、世間の評判を見事覆してみせました。

 そうした追い風の中での今回の主演ドラマですから、期待は大きいですよ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で約2カ月遅れでのスタートとなりましたが、多くのドラマの放送がままならずに視聴者が飢餓感を覚える中、いち早く放送を開始したことも高視聴率を記録した要因の1つでしょう」(同)

 前シリーズでは民間警備会社の一員として任務を遂行するボディーガードの活躍が描かれたが、新シリーズでは木村演じる主人公・島崎章が利益優先の会社と対立して独立。個人対組織の戦いが描かれる。前シリーズで木村の同僚を演じた斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗らが続投。新シリーズから新たに仲村トオル、勝村政信、市川実日子が加わる。第2話では、元AKB48の川栄李奈が目の不自由なピアニスト役を熱演して話題を呼んだ。

 なお、ドラマ自体は7月中に放送終了予定とのことだが、ここのところの木村の主演ドラマは最終回に最高視聴率をマークするだけに、今作も有終の美へ向けて好発進といえそうだ。

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最終更新:2020/07/02 16:05
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