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週刊誌スクープ大賞

菅義偉内閣の顔ぶれでは何も期待できない…正体は大派閥による実質的な「第三次安倍政権」

 ところで、タピオカを売る店が一時は雨後の筍のようにできたが、あっという間にブームは去り、閉店ラッシュだそうだ。

 だがポストによると、「からあげ屋」は潰れないそうである。

 そういえば、唐揚げの店はどこにもあるし、居酒屋でも人気メニューである。

 2018年に全国で1408店舗だったのが、今や2487店舗にまで増えているという。

 食べる人間がいるのはもちろんだが、ポストによると、店舗を出す費用がラーメン屋より(詳しくは知らないが恐らく)安いし、熟練である必要もないかららしい。

 必要な設備は冷蔵庫と鶏肉を揚げるフライヤーのみ。6~10坪ほどあれば出店できる。

 店舗によっては、出店時の初期投資は300万円程で済むというのである。

 これなら私にもできそうだが、この唐揚げという食べ物、もはやアイデアは出尽くしているというので、個人で小さく、スーパーの隣などでひっそり始めるのがいいそうだ。

 ところで、大麻で逮捕された伊勢谷友介の評判がすこぶる悪い。女癖もさることながら、付き合った女性たちへのDVが半端ではなかったようだ。

 今年の1月頃まで付き合っていたのではないかといわれる森星(28)は、デザイナー・森英恵の孫だが、16年4月にテレビのバラエティ番組に出たとき、「左腕に二つの大きな青アザが浮き出ていた」(芸能プロ関係者)というし、Aというタレントも、一時、伊勢谷との結婚を本気で考えていたが、「殴る蹴る、腕をつかむといった暴力を振るわれ、ついには逃げ惑う彼女を的に見立ててエアガンで撃つという異常な行為にエスカレートしたのです」(Aの友人)。2008年頃伊勢谷と付き合っていたBもDVの被害を受けていて、当時の所属事務所に尋ねると担当者は、「お問い合わせの件は事実です。言えるのはただひとことだけ、(伊勢谷は)ひどいヤツだった」と答えていた。

 文春によれば、ひところは清純派だった広末涼子も、藝大在学中の伊勢谷と出逢い付き合ったが、「伊勢谷との交際を経て“プッツン女優”のレッテルを貼られるまでに変貌した」(文春)といわれる。

 アイドルだった長澤まさみも、伊勢谷と付き合ってからは、仕事に身が入らなくなったと、事務所関係者が話している。

 昔から大麻を使っていることを隠さず、大麻を「まさに誤解されきった植物」だと礼賛していた伊勢谷が、このオバちゃんと出逢うのは必然だったのだろう。

 安倍前首相の妻・昭恵である。産業用大麻を推進する昭恵は、伊勢谷と意気投合し、呑み会やトークイベントで一緒し、彼女の経営するUZUにも顔を出していて、昨年開かれた彼女の誕生パーティにもお祝いに駆け付けたそうである。

 伊勢谷は、「彼は昔から政治にも興味を持っていて『いつか首長になりたい』と話していたこともあった」(伊勢谷の友人)というから、昭恵推薦で、自民党公認候補として出馬しようと考えていて、昭恵に近づいたのかもしれない。

 大麻もそうだが、これだけ女性へのDVが喧伝されては、選挙への出馬はおろか、俳優業への復帰も難しいと思う。

 世界の三大投資家といわれるジム・ロジャーズが週朝で、「アベノミクス後は怠け者が儲かる だから私は日本のETFを買う」といっている。

 ETFがなんだかわからないが、怠けて儲かる話ならと読んでみた。

 ジムは安倍が辞任すると聞いてすぐにETFを買ったそうだ。辞任で一時的には日経平均株価が600円超値下がりしたが、予想通り持ち直した。

 ETFに注目する理由は、数多くの研究が示している通り、市場平均に投資するインデックス投資は、ほとんどの投資家の成績を上回るリターンを得ることができる。

 いま一つの理由は、自分が怠け者だからだという。平均に投資するから自分で考えることがない。

 そして最大の理由は、日本銀行の黒田東彦総裁が、新型コロナウイルスによる経済危機を受けてお金を大量に刷り、それで債権を買っているそうである。

 日銀はETFにも投資しているから、ジムは、「日銀のやっていることを真似しているだけだ」という。 

「これは、日本にとっては借金が積み上がるだけだ。では、黒田総裁の行動で誰が得をするのか。それは日本株に投資する人たちである」

 投資のチャンスを見つけるためには、当局の動きを観察して先を読むことが大切だ。なぜなら、政府がある問題を解決することを決めて、多額のお金を投じると、それは結果的に誰かが多くのお金を稼ぐことを意味するからだ。

 なるほど、政府がやることに注目していれば、政府がつぎ込む金を懐に入れるのはどこかを考えればいいということか。

 さしずめ、Go Toキャンペーンなどは大手の観光業者が儲かるのだから、JTBあたりを仕込んでおけば、やがて株価が上がり儲かるということなのだろう。

 わかりやすいが、当然、政治屋どもは、先に回って買い込んでいるか、情報が出る前に業者に耳打ちをして、献金をしこたまいただいているはずだ。

 観光業界のドンといわれる二階幹事長や菅首相は、さぞ儲けたのだろうな。

 ポストはノンフィクション・ライターの森功が「安倍の辞任の理由になった持病の悪化は仮病で、辞める口実だったのではないか」とレポートしている。

 これはこの欄にも書いたが、持病でやむなく職を辞するという状況を作り出し、自分の思い通りになる菅を据えて、院政を敷こうという腹積もりが、安倍にあったのは間違いないと思う。

 国民の目を欺いて、自分たちの都合で作った談合政権など、長続きするはずがない。

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