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性欲は勉学の邪魔!? 大学院進学を目指す北京の学生、自らペニスを切って“セルフ去勢”

性欲は勉学の邪魔!? 大学院進学を目指す北京の学生、自らペニスを切ってセルフ去勢の画像1
画像はイメージ(Getty Imagesより)

 中国にはかつて「宦官」という制度があったことは世界史の授業などで勉強したことと思うが、これは、時の王朝に仕えるために、ペニスを切断して去勢した男性が就く役職であった。多い時には10万人もの宦官がいたという。ということは、10万本ものペニスが切り捨てられたということだ。

 もちろん今の中国に宦官の制度などないが、つい先日、北京工業大学の男子学生がキャンパス内のトイレで自らペニスを切って去勢したという話がネットで伝わり、ネット民たちの熱い討議が繰り広げられた。

 事情を知る人が明かしたところによると、その学生は性欲が勉強に影響すると考え、そのような極端な行為に及んだのだという。

 同大学の学生たちがネット上で繰り広げた討論の内容からすると、この事件はかなり信憑性が高い話のようだが、事の起こりは明らかになっていない。

 くだんの大学生は現在大学3年生で、自らペニスを切った際、あまりの痛さに叫び声をあげたことから、周囲にいた人たちが気づき、病院に運ばれたという。まだペニスが回復する可能性はあるという話や、現場のトイレは現在使用禁止になっているという話も出ている。

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事件が起こったトイレは、しばらく使用禁止となっていた

 この話がネット上で伝わると、ネット民たちはその原因について推測を始めた。ある人は、この学生は大学院に進みたく、性欲が勉強に影響を与えることを心配してそのようなことをしたといい、またある人は、中国の大学はプレッシャーが強いからだという。

「オナニーをすると頭が悪くなる」という話は、いつの時代にあっても出てくる俗説である。要は、オナニーなどしているヒマがあったらもっと勉強しろ! ということなのだろうが、もちろん、医学的な根拠などない。

 この大学生も、性欲を抑えるために去勢などせず、モヤモヤしてきたらオナニーしてスッキリしてしまったほうが、ずっと勉強がはかどっていたことだろう。

佐久間賢三(ライター)

前職の関係で10年近く中国で生活し、その後フリーライターに。得意分野は中国のおバカネタ、エロネタ。

さくまけんぞう

最終更新:2020/10/13 12:00
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