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NHKが二階堂ふみを『紅白』司会に抜擢の思惑は、大河ドラマの“主演起用”への布石か

文=田中七男

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二階堂ふみ

 NHKが大みそかに放送する「第71回紅白歌合戦」の紅組司会に二階堂ふみを抜擢した。白組司会には大泉洋が起用され、総合司会はウッチャンナンチャン・内村光良と桑子真帆アナが務める。

 二階堂は現在オンエア中のNHK連続テレビ小説『エール』で、主人公・古山裕一(窪田正孝)の妻・音役を演じている。ここ数年、紅組司会には吉高由里子(2014年)、有村架純(16、17年)、広瀬すず(18年)といった朝ドラのヒロインが起用されており、二階堂が抜擢を受けても、なんらふしぎではないが、NHKにはある思惑が潜んでいるという。

「近い将来、大河ドラマの主演に抜擢するための布石とみられているようです。かつて大河は“国民的ドラマ”として君臨し、常時、高視聴率をマークしていました。当然その主役も、それにふさわしい大物級の俳優、女優が務めてきました。しかし、主たるファン層が中高年ということもあり、視聴率は下降し、低迷しています。

 そこで、NHKは若年層をなんとか取り込むべく、主演者の“若返り”を図ろうとしているんです。21年の『青天を衝け』はまだ26歳の若手の吉沢亮、22年の『鎌倉殿の13人』は若手とは言えませんが、中堅どころで若い視聴者にも人気がある小栗旬が起用されます。吉沢は他局のドラマでも主演した経験がほぼありませんから、起用する側も大冒険。ただここには、ふだん大河をあまり見ない若い女性視聴者層の獲得を狙っているのでしょう。この流れは、この先も続くとみられ、二階堂は主演の有力候補になっているようです。今回の『紅白』の司会抜擢には、単に今年の朝ドラヒロインだからというだけではなく、さらに広く二階堂を視聴者に 認知させたいとの思惑が見え隠れします」(スポーツ紙記者)

 二階堂は26歳の若さにして、『平清盛』(12年)、『軍師官兵衛』(14年)、『西郷どん』(18年)と、すでに3作の大河に出演した経験をもつ“演技派女優”で、『エール』での視聴者の評価も上々だ。NHKでは、それを踏まえ、今後も二階堂を同局の主要ドラマへのオファーを続けることになりそう。

 朝ドラ『なつぞら』(19年前期)でブレークしたとはいえ、明らかに実績不足とも思える吉沢が主演を務めるのだから、NHKの視聴者層にもしっかり浸透した二階堂が大河の主演に起用されても、なんらおかしくないか……。

最終更新:2020/11/05 12:00

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