日刊サイゾー トップ > カルチャー  > スマホゲーらしくない『オクトパストラベラー』の中身

スクエニ新作のスマホRPG『オクトパストラベラー』はすべてがスマホらしかぬ仕様

戦略性の高い戦闘システム

 

(C)2020 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

 また、音に関してもさすがはスクエニ作品といえる。BGMも雰囲気にあったかっこいいものばかりなので、音を出してプレイしてみてほしい。特に、戦闘シーンのBGMは気持ちも上がるいいものになっている。

 ゲームシステムは、前作を踏襲したターン制。これを聞くと、「スマホゲームだから自動戦闘で放置」かと思う方がいると思うが、本作はそうではない。もともと、戦闘の戦略性の高さが売りの1つである本シリーズ。スマホ版でもこの点は顕在で、特にボス戦ではより緊張感の高い戦闘が楽しめる。自動戦闘が悪いわけではないが、自らの操作や自分で考えた戦略でボスを倒したときの達成感はひと味違う。

 ターン制とはいえ、機械的に交互に戦闘を行うわけではなく、各キャラのステータスに応じて順番は変わる。本作は8人でパーティ(前衛4人+後衛4人)を編成して進行するのだが、前衛・後衛のキャラを切り替えながら戦闘を行う。このシステムはSwitch版にはなかったスマホ版の要素でもある。後衛のキャラはHPとSPの回復の役目があり、戦況に応じて切り替えをしながら敵と対峙する面白さも本作では味わえる。

(C)2020 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

 この他にも、敵には弱点が設定されている、ブーストポイント(BP)+ブレイクシステムなど、戦闘に奥行きをもたせる仕掛けが用意されており、王道RPGファンもじっくり楽しめるようになっている。スマホの自動戦闘に慣れている方にはちょっと複雑に感じる部分ではあるかもしれないが、ゲーム序盤で仕組みを教えてくれるので問題なく進められるはずだ。

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