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長瀬智也、やっぱりジャニーズから圧力あった? 城田優、小泉今日子にも元所属事務所から忖度求めるお願い…

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写真/GettyImagesより

 芸能界の悪しき因習は、形を変えてまだ残っていたようだ−−。

 2021年3月でTOKIOを脱退、ジャニーズを退所すると発表した長瀬智也。年明け1月からは宮藤官九郎が脚本を担当する連続ドラマ『俺の家の話』(TBS系)で、主演を務めることが発表。プロレスラーという役柄に合わせて“増量”し、太った姿が話題にもなっている。

 退所後は、裏方に回るといわれておりこれが“最後の出演作”ともいわれているが、今回も役に合わせた見事な増量ぶりに、役者としての活躍を惜しむ声も少なくない。やはり「なぜ、裏方に?」という疑問は、ファンならずとも上がってくることだろう。

「そもそも裏方に回る話自体は、正式な発表があったわけではありません。ただやっぱり、ジャニーズとの間で“退所するなら出役の仕事はやらない”というような取り決めがあったようです。本人的には、あれだけ見事に役作りできるので、本来なら俳優や音楽の仕事もやりたいはずですよね。ただ強制できるものではないので、時期を見て復活する可能性はあるかもしれません」(ドラマプロデューサー)

 公正取引委員会から芸能プロへの勧告もあり、独立したタレントの芸能活動を不当に制約することは、行政処分の対象になることが明確となった。そこで、一部の大手芸能プロでは、テレビなどキャスティングする側に“お願い”をする方向で動いているというのだ。

 こうした事例はほかにも聞こえている。例えば、9月30日付で所属していたワタナベエンターテイメント(以降、ナベプロ)を退所した城田優。独立後も、ミュージカルや舞台で活躍し、フジテレビ『2020FNS歌謡祭』にも出演するなど、変わらぬ活躍を見せている。

 タレントが事務所を退所した後、一時的にメディア露出が減ることは往々としてある。しかし、城田は1~2年先まで仕事が決まっているそうで、フェデリコ・フェリーニの映画「8 1/2」を原作としたミュージカル『NINE』の主演を皮切りに、『ダウンタウンなう』(フジテレビ)や『CDTVライブ』(TBS)の出演、福田雄一氏が監督を務める映画『新解釈・ 三國志』と出演が目白押し。カバーアルバム『Mariage』の発売も12 月2日に決定しており、ナベプロ時代に決まった仕事に関しては同社のマネージャーがサポートするそうで、名実ともに円満退社と考えても良いように見える。

 しかし、各テレビ局にはワタナベ側からある”要請”が出ていたとキー局で編成を担当するスタッフは話す。

「城田の退所後に、ナベプロ側からテレビ局に対して『城田を出すなら一言教えてほしい』というような声がかかりました。『せっかく独立したのに、結局はナベプロに話を通すのか』と、嫌がっているスタッフも局内にはいます」

 ナベプロでは過去にも独立したタレントに対して圧力をかけてきた経緯があり、森進一や小柳ルミ子といった元所属タレントが、実際にテレビから干されたこともあった。最近では所属タレントへセクハラを行なったとして退社した元常務取締役が、退所しようとするタレントに対して「所属時代の名前を使うな」「1年間、他事務所の移籍は禁止」などといった内容が含まれる覚書を書かせたことが、「週刊文春」(文藝春秋)によって報じられている。

 とはいえ同社は番組の制作も手掛けており、業界大手の事務所からの”一声”は「制作サイドにとっても無視できない”通達”であった」(同)という。

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