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PS5投入も早くも陰りの兆候? 一方で独走状態の任天堂はUSJの新エリアオープンでさらに追い風か

PS5の真価を発揮できるモニターがほぼない!?

 しかし、これを体験できるテレビがほとんどない。特に、国内メーカーの4Kテレビは現状ほぼ120fpsに対応しておらず、LGなどの海外メーカーのごく一部の機種がかろうじて対応しているにとどまっている。

 4Kテレビは価格もこなれてきてはいるが、PS5を購入できたとしても、ほとんどのユーザーはその本当の力量がわからないままのはずだ。

 その一方で元気なのは任天堂のSwitchだ。今年は前出の『リングフィット アドベンチャー』に加え、シリーズ最新作の『あつまれ どうぶつの森』『ポケットモンスターソード・シールド』などがスマッシュヒット。さらには、『桃太郎電鉄~昭和 平成 令和も定番!~』も累計出荷150万本超えを達成した。

 この好調は今なお継続中で、ファミ通のゲーム販売本数ランキングを見ても30位までのほぼすべてがSwitch用タイトルで埋め尽くされている。しかも、マイクラ、スマブラ、マリカーなど、発売から時間が経過している息の長いタイトルも散見され、新作頼りではない強力な布陣。

 まだ追い風はある。2021年2月4日にグランドオープンを予定しているユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」だ。USJの開業20年の目玉として位置づけられるこの新エリアでは、クッパ城やピーチ城をはじめ、任天堂のゲームの世界をモチーフにした世界初の施設。

 ゲームファンに注目されているのは、パーク内で販売される「パワーアップバンド」だ。USJ公式アプリと連動させることでコインが貯まる仕組みや、ハテナブロックやPOWブロックなどをマリオになりきってパンチする体験などが楽しめる上、マリオの世界に登場するさまざまな敵キャラクターとの対戦も可能。

 加えて、この「パワーアップバンド」にはAmiiboの機能が内蔵されており、Switchと連動した遊びの提案もありそうだ。

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