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今年の紅白、三密回避で取材方式変更も…出場歌手側からは好評だった

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NHK「紅白歌合戦」ウェブサイトより

 史上初の無観客で開催された今年の紅白歌合戦だが、29日にと30日のリハーサル、そして本番当日の取材方式も大きく変更された.

「昔は紙媒体しかなったが、年々、どんどん新しいウェブ媒体が増えた。にもかかわらず、NHKはよほどのことがない限り取材申請を許可。年々、報道陣の数が増え自然に三密の状態になってしまっていた」(ベテラン芸能記者)

 各スポーツ紙によると、NHKホールの客席内に記者は入れず、2媒体のみカメラで代表撮影で、出場者への囲み取材もなし。

 また、出演者1組に付くスタッフは、制限がない例年と違い今年は3人まで。恒例の司会者面談はなし。リハの出演者の入れ替えは、ステージと楽屋までの動線ですれ違う“密”が起きないよう、楽屋に戻ったのを確認して次が出るという徹底ぶりだったという。

「取材できるのはNHKの記者クラブに加入しているスポーツ紙と一般紙のみ。リハを終えた歌手への質問をするのは、各スポーツ紙の記者1人が持ち回りだったようだ。毎年行っていた囲み取材だと、思わぬ“変化球”の質問に歌手が困惑することがよくあったが、今年の方式だと、NHKか所属事務所・レコード会社が質問する記者にクギを差しておけば問題は起こらない。我々のような媒体にはNHKがオフィシャル素材を提供してくれるので、特に問題はなかった。本番当日も報道陣は会場内に入れず、写真はすべてオフィシャル配信」(っウェブメディア記者)

 どうやら、本番は報道陣は生放送を見て原稿を書くしかないようだが、それも歌手側にとってはありがたいことのようだ。

「毎年、パフォーマンスを終えた歌手を廊下で報道陣が待ち構えていてあれこれ質問してくる。好んで取材を受けている歌手は正直、あまり多くはないので、今年の方式は大歓迎なのでは」(大手レコード会社関係者)

 例年よりも“負担”が減った歌手たちのパフォーマンスが大いに期待される。

最終更新:2020/12/31 20:00
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