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TBS『グッとラック!』後継番組のMCもタレント起用で局アナが激怒! 大量退社も?

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テコ入れも実らず…(番組ウェブサイトより)

 3月いっぱいで打ち切りとなるTBS系の朝の情報番組『グッとラック!』の後継番組のMCに麒麟・川島明が抜擢されると複数のメディアが報じた。

『グッとラック!』は2019年9月30日に落語家・立川志らくをMCに迎えてスタートしたものの、低視聴率が続き、わずか1年半で終了の憂き目に遭う。その後番組の司会に再びタレントが起用されることで同局内がザワついているというのだ。

「現在、TBSは『あさチャン!』に始まり、『グッとラック!』『ひるおび!』『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(CBC制作)、『Nスタ』『NEWS23』と、ほとんどの帯番組の司会にフリーアナ、タレントを使っています。いみじくも他局(テレビ東京)出身のフリーアナ大橋未歩が、TBS局アナの離職率が高いのは『帯番組を局アナにまかせないから』とキッパリ言い切ったことがありました。

 局アナにとって、帯番組のMCに起用されるのは大きな目標の一つなんですが、がんばっても上層部が外部の人間にばかりまかせてしまって、努力が報われないので、不満が溜まっています。19年6月、『NEWS23』の新MCにテレビ朝日をやめたばかりの小川彩佳アナが抜擢を受けたとき、局アナたちは怒り心頭だったといいます」(テレビ局関係者)

 この悪い流れに歯止めがきかず、朝の番組でも局アナがMCを務める番組はない。

「『グッとラック!』の枠は、薬丸裕英と故岡江久美子さんが司会を務めた『はなまるマーケット』の末期から視聴率が低迷。それはTOKIO・国分太一MCの『いっぷく!』『ビビット』になっても変わらず。コメンテーターとして人気が出ていた立川志らくでてこ入れを図りましたが、これもまるで効果はありませんでした。それだけに、局内では『今度こそ局アナがMCに抜擢を受けるのでは?』との期待感があったようなんです。ところが局アナどころか、今度は芸人の起用で、局アナの怒りは沸点に達しているそうです。こんなことでは、局アナの大量退社に歯止めがかからないかもしれません」(同)

 同局では、近年、田中みな実、枡田絵理奈、吉田明世、宇垣美里、安東弘樹といった人気アナが続々と退社している。折しも、まだ入社5年目の若手アナの伊藤楓が2月いっぱいで退社することがわかった。

「TBSの看板アナウンサーである安住紳一郎アナウンサーでさえ過去に、本人は報道キャスターを志望しているにも関わらず、長らくバラエティに使い続けられ、精神的に参ってしまっていた。このままだと、退社も辞さないという所まで来たため、『新・情報7DAYS ニュースキャスター』のMCに据えたんですが、それもビートたけしとのタッグとなっていますからね」(テレビ制作会社ディレクター)

 局アナを信頼して大事にしないと、そのうち、人気アナがごっそりいなくなってしまうかもしれない。

最終更新:2021/01/10 16:00
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