花田優一の貴乃花告発をおぎやはぎ小木が「父親を使った売名」と喝破…「今一番芸能界信頼ない人」

　3日放送のフジテレビ『バイキングMORE』では、靴職人でタレントの花田優一が父の元横綱・貴乃花からのモラハラや暴力を告白したことについて特集。出演者はこの騒動に言いたい放題コメントした。

　貴乃花が1月19日に行われたCM発表イベントで「息子は完全に勘当していますので」と発言したことがきっかけで、優一は「たとえ父であっても、これ以上見て見ぬふりはできない」と決意し、2日発売の「週刊女性」（光文社）に貴乃花が2014年頃から急速に酒の量が増加し、母の河野景子に強く当たるようになり、次第に態度がエスカレートしていったことなどを明かしている。

　貴乃花側は同誌の取材に「完全に事実無根です」と否定していて、二人の言い分が嚙み合っていないことにMCの坂上忍は「意見が食い違ってるみたいですけど……」とカンニング竹山隆範に話を振った。竹山は「記憶の違いなのか、なんでこうなってんのかわかりませんけど、素直に思うのは、昔からずっと揉めてんなぁって」となにかとトラブルの多い貴乃花についてあきれた様子で印象を話した。

　おぎやはぎ矢作兼は貴乃花について「お酒飲んでるから、お酒飲んでる人の言い分はまずほぼあってないんですよ」と言い放ち、さらに優一についても「すごい口達者だから、やっぱ(話を)盛る可能性があるんだよね」とバッサリ。「だからどっちの味方もできない案件ですよね」とどちらにも攻撃して中立の立場をとった。

　坂上は「あー、酔ってる父ちゃんと盛り癖のある息子さんだから。ちょっと難しいところですね」と納得したように同意した。

　おぎやはぎ小木博明は優一について「さんざん信頼を落としてきたっていうか。靴にしろ。靴ができていないのに歌を歌ったり。絵描いたり」と辛辣な前置きをし、それを“親が全部悪かった”と覆せる最大のチャンスだと持論を語った。さらに「今一番底にいるのが優一さんでしょ。芸能界信頼ない人の。それをちょっとでも上げるのは、お父さん使うしかない」といつにも増して毒舌ぶりを発揮させた。

　坂上にこの持論を否定されると小木は「お父さん、でも酒乱じゃないですか。完全な。お酒飲んだ時にああなるってことは酒乱と一緒じゃないですか」とまた過激なコメント。共演者たちは口々にこの発言を咎め、ジャーナリストの中村竜太郎は慌てて「お父さん酒乱じゃないです！」と訂正、小木も「記事だけ見た時の俺の勝手なイメージ、読者心理」と自分でも一応フォローを入れた。

　貴乃花の“勘当”発言について中村氏は、随分前から公言していたと解説。たいした実績もなく靴職人と言って貴乃花の支援者に靴を売っていたが、納品しなかったことで恥をかかされ、それについて貴乃花は息子に説教したが聞き入れずに、タレント活動に行ってしまった、と説明した。

　矢作はこれに「説教も、もうまっとうなこと言ってるわけよ。たぶん言ってるんだけど優一さんは(口が)立つから、すげー言い返してくる。倍。倍言い返してくると、どっちかっていうと口下手な貴乃花さんはやっぱ殴るよね。口が達者な人は口で行くけど口下手な人は手出すしかないのよ。もう」とたんたんと偏見を語った。

　この言いたい放題の放送にネット上では「矢作さんのいうことがすごく腑に落ちる」「盛りぐせある息子ｗ」「おぎやはぎ素晴らしい！」「小木さん舌好調ｗ」と称賛の声が上がっていたが、「小木……そろそろ訴えられるぞ」「小木憶測で言い過ぎだろ」「普通に名誉棄損」と小木の貴乃花への“酒乱”発言に対しては厳しい意見も上がっていた。

　結局、親子喧嘩に1時間も割いたが、出演者たちは生き生きとコメントしているように見えた。