大河ドラマ『青天を衝け』稀代の“エロジジイ”を吉沢亮はどう演じるか? 愛に生きた渋沢栄一列伝【再掲】

文=堀江宏樹(ほりえ・ひろき)

吉沢亮をキャスティングした真意とは?

大河ドラマ『青天を衝け』稀代のエロジジイを吉沢亮はどう演じるか? 愛に生きた渋沢栄一列伝<再掲>の画像4
渋沢栄一の肖像

「渋沢とは?」という問に筆者が一言で答えるとすると、“愛の人”ということになります。女性たちだけでなく、社会全体をも気にかけるだけの“愛”にあふれている人だから、慈善事業や公共事業にも尽力できたのだろうと筆者には思われるのですね。

 NHKが大好きな“家族の絆の物語”という点では、子沢山の渋沢ファミリーはうってつけなのですが、本当に描けるものなんでしょうか(笑)。個人的には、白河院(伊東四朗さん)と“養女”璋子(檀れいさん)のラブシーンが開始早々に出てきた『平清盛(2012)』くらいの衝撃を期待しているのですが……。

 描き方次第では、かつてない面白い内容になるかもしれない『青天を衝け』。吉沢亮さんの爽やかさで、ドラマのドロドロした印象が中和されることを狙ってのキャスティングだったのか……などと考えてしまいますが、来年の放送開始をとりあえずはワクワクして待ちたいものですね。
(参考資料:鹿島茂『渋沢栄一 Ⅱ 論語篇』文藝春秋)

堀江宏樹(ほりえ・ひろき)

堀江宏樹(ほりえ・ひろき)

Twitter:@horiehiroki

1977年、大阪府生まれ。作家・歴史エッセイスト。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業。日本・世界を問わず歴史のおもしろさを拾い上げる作風で幅広いファン層をもつ。原案監修をつとめるマンガ『La maquilleuse(ラ・マキユーズ)~ヴェルサイユの化粧師~』が無料公開中(KADOKAWA)。新刊『偉人の年収』が2022年1月11日発売(イースト・プレス)。最新刊は『眠れなくなるほど怖い世界史』(三笠書房)。

最終更新:2021/09/18 21:58
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