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内紛回避でテレ朝安堵? “渦中”の津田寬治続投で『特捜9』シーズン4も高視聴率必至!?

内紛回避でテレ朝安堵? 渦中の津田寬治続投で『特捜9』シーズン4も高視聴率必至!?の画像1
テレビ朝日『特捜9 シーズン4』公式サイトより

 4月7日に放送開始するテレビ朝日系の人気刑事ドラマシリーズ『特捜9』(V6・井ノ原快彦主演、水曜午後9時~)シーズン4がクランクインした。

 同作は2006年から17年までオンエアされた『警視長捜査一課9係』(故渡瀬恒彦さん主演)がベース。渡瀬さんの死去に伴い、2番手だった井ノ原が主演に昇格して、『特捜9』として引き継がれた。レギュラー出演者が『9係』時代から、変わっていないことも人気の秘訣だ。

 シーズン1(18年)は平均14.0%(ビデオリサーチ調べの世帯平均視聴率、関東地区・以下同)、シーズン2(19年)は平均13.0%、シーズン3(20年)は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断があったものの、平均14.0%と高視聴率をマークしており、『相棒』(水谷豊主演)に匹敵する人気ドラマシリーズに成長した。

 そんな中、一見順風満帆といえる『特捜9』だが、内部ではドロドロとした騒動を抱えていたのだ。

「井ノ原が主演に昇格し、『特捜9』になって、ジャニーズ事務所の介入が始まりました。ジャニーズJr.内のユニット・Travis Japanの宮近海斗を鑑識官の佐久間朗役にバーターでゴリ押し。昨年のシーズン3でも、A.B.C-Z・橋本良亮をゲスト出演させました。その上、スタッフの刷新、若返りを要求し、テレ朝もやむなく聞き入れました。この事態に『特捜9』になってから班長役で出演していた寺尾聰が嫌気が差してか、シーズン2で降板。代わりに、シーズン3からは中村梅雀が出演しています。

さらに井ノ原、羽田美智子に次ぐ3番手の村瀬健吾役で出演の津田寛治も不満をもって、シーズン3かぎりで身を引く覚悟と言われていました。津田と羽田の名コンビは『特捜9』には欠かせず、津田が降板すれば固定ファンが離れ、視聴率にも響くでしょう。むろん、それにより、内部では不協和音が生じ現場もギスギスしたものになるでしょうし、津田に続く離脱者も出かねません。しかし、津田がテレ朝の説得で踏みとどまったことで、なんとか内紛は回避されたようです。ともかくテレ朝は安堵しているだろうし、シーズン4も高視聴率は確実じゃないでしょうか」(テレビ制作関係者)

『特捜9』といえば、『9係』時代から、出演者の結束力の強さが売りになっていたドラマだけに、雨降って地固まるではないが、次期シーズンも視聴者を楽しませてほしいものだ。

最終更新:2021/03/08 20:00
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