日刊サイゾー トップ > 芸能 > アイドル  > 乃木坂、モー娘。の卒業生が集結した「カオスピピス」に懸念

乃木坂、モー娘。の卒業生が集結した「カオスピピス」豪華なメンバーと裏腹に懸念される覚悟

文=黒崎さとし(くろさき・さとし)

乃木坂、モー娘。の卒業生が集結した「カオスピピス」豪華なメンバーと裏腹に懸念される覚悟の画像1
YouTubeチャンネル「カオスピピス」より

 YouTuberとして活動していた乃木坂46やモーニング娘。、アンジュルム、フェアリーズ、アキシブProject、タートルリリーの元メンバーらが結成したグループ「カオスピピス」。同時にデビュー曲「MY BORDERLINE」のミュージックビデオが、YouTubeチャンネルで公開されている。

    同グループのメンバーは川後陽菜(元乃木坂46)、尾形春水(元モーニング娘。)、中西香菜(元アンジュルム)、林田真尋(元フェアリーズ)、小此木流花(元アキシブProject)、白木莉帆(元タートルリリー)の6名。ネット上では「メンバーが豪華すぎる」といった声が上がったが……。

「確かに乃木坂、モー娘。フェエアリーズ……というと豪華に聞こえますが、そろったメンバーを見ると何とも微妙なところです。川後も尾形も、お世辞にも人気メンバーとは言えませんでしたからね。アンジュルムもフェアリーズも大手事務所の所属とはいえ、一般的な認知度は高くない。アキシブProjectとタートルリリーに至っては、よほどのアイドルマニアでないと知らないでしょう。口さがないアイドルオタクの間では、『それぞれのグループで何を成し遂げた人たちなの?』なんて声もあります」(アイドル誌編集者)

    メンバーの中で最も知名度が高いのは、何といっても元乃木坂の川後だろう。2011年のグループ発足時からの1期生メンバーで、在籍時は雑誌「Popteen」(角川春樹事務所)の専属モデルを務めたこともある。18年に乃木坂を卒業。乃木坂を卒業したメンバーはグループが所属する乃木坂46合同会社にそのまま残るか、他事務所に移籍するのが常だが、川後は個人で芸能活動を続けている。

「乃木坂での川後は選抜メンバーになったのは1度だけなので、冠番組以外でのテレビ出演は多くなく、グループは知っていても川後本人までは知らないという人のほうが多い。YouTuberなど、アイドルの枠にとらわれずに個性的な活動を展開してはいますが、テレビの露出はほとんどなく、ファン以外が目にするのはせいぜいSNSぐらい。このまま活動を続けても先が見えないので、今回グループ参加に至ったのだと思いますよ。グループ卒業後、個人で活動している元フェアリーズの林田もこのパターンでしょうね」(同)

    メンバー6名とも、いずれもYouTuberとして活動するが、元モー娘。の尾形と元アンジュルムの中西はグループ卒業と同時に芸能界を一度引退している。尾形に関しては学業優先のために芸能界を引退したにもかかわらず、わずか1年でTwitter、Instagram、TikTokを開始し、さらにYouTuberとしても活動を始めたことで批判も浴びた。

「要はグループを卒業したり芸能界を引退したりして、YouTuberとして活動しても、華やかなアイドル時代が忘れられない。だから新グループを結成して、あわよくばアイドルとして芸能界に返り咲きたい、“夢よもう一度”という狙いがあるんでは、と思ってしまうグループのファンもいるようです。しかし、彼女たちは現役時代に特に実績があったわけではありませんからね。言い方は悪いですが、そんな“弱者連合”で上手くいくのか甚だ疑問です」(同)

    グループの発起人となったのは中西だが、結成の理由について「アイドルのセカンドキャリアとなる場所でありたい」と発言している。グループアイドルを卒業後、活動に悩む者にとってカオスピピスが一つのモデルケースになれば、ということなのだろう。

「厳しい言い方をすれば、アイドル卒業後を“セカンドキャリア”と考えること自体、間違っています。アイドルを卒業してからが、社会人として真のキャリアのスタートなんです。昨今のアイドルは、普通の女の子たちが何事にも一生懸命に取り組む姿を魅せて、それにファンは感動するといった構図が一般的。その一方で、彼女たちはアイドル活動を通して歌手や女優、タレント、もしくは一般人など、卒業後の人生を模索しなければならない。つまりアイドルはゴールではなく、芸能人生における“助走期間”なんですよ」(同)

    元アイドルという肩書きだけで渡っていけるほど、YouTuberの世界も甘くない。新グループには期待感も高まるが、まずは地に足をつけた地道な活動が必要なのではないか。

黒崎さとし(くろさき・さとし)

黒崎さとし(くろさき・さとし)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。

最終更新:2021/05/16 22:00

乃木坂、モー娘。の卒業生が集結した「カオスピピス」豪華なメンバーと裏腹に懸念される覚悟のページです。日刊サイゾー芸能最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラムドラマレビューインタビュー中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!

ページ上部へ戻る

人気連載すべて見る

元木昌彦の『週刊誌スクープ大賞』

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"元木昌彦による週刊誌レビュー

“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士、かく語りき

“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士の最新情報をお届け! 嫁・麗子も時々登場。

テレビウォッチャー・飲用てれびの『テレビ日記』

テレビの気になる発言から、世相を斬る!

じゃまおくんのWEB漫クエスト

マンガレビューブログ管理人じゃまおくんが、インターネットに埋もれる一押しマンガを発掘!

腹筋王子カツオ『サイゾー筋トレ部』

“腹筋インストラクター”腹筋王子カツオさんが、自宅でも簡単にできるエクササイズを紹介!

イチオシ企画

[呂布カルマ]ゲオの骨伝導ワイヤレスイヤホン体験インタビュー

グラビアディガーが○○鑑賞中の“まさか!?”を回避できる骨伝導ワイヤレスイヤホン
写真
特集

注目作が目白押しの秋ドラマ

大作、話題作、ダークホース……注目作が目白押しの秋ドラマをチェック!
写真
人気連載

西郷隆盛の“不思議ちゃん”な行動の意図

──歴史エッセイスト・堀江宏樹が国民的番組・NH...…
写真
インタビュー

「優生学に直結する」と思考停止するほうが問題だ! 「遺伝子社会学」が追究する“格差”の正体とは? 

 『遺伝子社会学の試み 社会学的生物学嫌い(バイオフォビア)を越えて』(日本評論社)...
写真