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『テレビ千鳥』の存在意義とは? 「楽屋あいさつ男前選手権」はアベマの企画を薄くしただけ

文=火の車(ひのくるま)

『テレビ千鳥』の存在意義とは? 「楽屋あいさつ男前選手権」はアベマの企画を薄くしただけの画像1
『テレビ千鳥』(テレビ朝日系)Twitter(@tvchidori)より

 6月13日放送『テレビ千鳥』(テレビ朝日系)にて「楽屋あいさつ男前選手権」なる企画が行われた。共演する女性タレントが楽屋へあいさつに来た際の返事「ウィッス」をどうカッコ良く言えるか競う選手権だ。

 例えば、今回出場したブラックマヨネーズの小杉竜一は乃木坂46の秋元真夏から新曲のCDを渡され、キリっとした表情で「フーッ、ウィッス!」と返答した。どこか二枚目感を醸す態度だ。アイドルに好印象を与えようとする意図がそこにはある。

 実は、この企画での絵面、構図、タレントの立ち位置等に既視感を覚えたのだ。やはり千鳥が司会を務める『チャンスの時間』(AbemaTV)が今まで3度行った恒例企画「ノブの好感度を下げておこう!」と、明らかに内容が酷似している。

アベマの「ノブの好感度を下げておこう!」企画

 遠慮なく言わせてもらうと、「楽屋あいさつ男前選手権」は「ノブの好感度を下げておこう!」をかなり薄味にした内容だった。

「ノブの好感度を下げておこう!」とは、どういう企画なのか。MCやCMなどに引っ張りだこ、好感度が高いノブにもしもスキャンダルが起きたらきっと世間は許さない。ならば、あらかじめ好感度を落としておいたほうが良い。そうすれば、何かあったときのダメージは最小限になるはず。では、どう好感度を落とすのか? 他のタレントが楽屋にあいさつに来た際、嫌な態度で対応すればよい。もちろん、ノブはこの企画に乗り気ではない。イヤモニを付けた彼に指示を出すのは大悟だ。

 ウエストランドの2人が楽屋あいさつに来たとき、ノブの態度は完全に大御所のそれだった。「SNSに載せたいから一緒に写真を撮ってほしい」とお願いされるや、応える前にSNSのフォロワー数を逆質問。ウエストランド井口が「Twitterは2万人くらいです」と答えると、ノブは数字でマウントを取りに行った。

「俺は320万。1回、口に出してみ? 320万って。口に出したら凄いやろ。320万ってお前が1回も言ったことのない数字ちゃう?」(ノブ)

 IMALUがあいさつに来ると、今度は立ち上がって最敬礼でお辞儀をするノブ。しかし、父・明石家さんまとは密に連絡を取り合っていないと聞かされ、その瞬間に態度は豹変。いつものようにSNSのフォロワー数を逆質問し、「Instagramが約6万人です」と答えたIMALUに対し「お帰りください。フォロワー数が6万の方とは喋らない」とシャットアウト。

 若手グラビアアイドルのまいてぃが来たときなど、まるで悪代官のようだった。相手の全身を舐め回すように凝視しながら片手をポケットに突っ込み、「今、俺が何してるかわかる? ポケシコ」と、最低な言葉を口にする始末。さらに、「俺のレギュラーに出たいなら月2回でええわ。セルリアンホテルで立ちバック」と枕営業を要求。あまりの展開にまいてぃが固まっていると「それが無いなら喋ってもしょうがないからお帰りください」と、急にそっけなくなるノブ。芸能界の闇を匂わせる展開だ。

 確かに、放送コードが緩いアベマだから可能な企画だ。そのまま『テレビ千鳥』に持って行くのは、どう考えても無理である。

地上波では露呈しないノブの“悪魔的な顔”

 なのに、『チャンスの時間』はこのコーナーを恒例企画にした。第2弾でノブの楽屋を訪ねたのは、東京ホテイソンと須田亜香里だった。

 東京ホテイソンのボケ担当・たけるはノブと同郷の岡山出身者である。

たける 「よかったら、千鳥さんを筆頭に“岡山会”みたいなのができたら……」
ノブ  「知らん、知らんよ! 岡山の芸人がどないこないなろうが知らん! 岡山の芸人に言っとけよ? わしみたいな岡山弁、絶対使うな! 『じゃ』はわしのもんじゃ。方言は売れる!」

 この企画の面白ポイントは、大悟からの指示をノブが躊躇なくセリフで発するところ。しかし、大悟はたまに意図的に指示を出さなかったりする。その瞬間、ノブから悪魔の顔が覗き出るのだ。指示が出されないから、自発的にパワーワードを発してしまう。

 東京ホテイソンはグレープカンパニー所属のお笑いコンビだ。同事務所のトップといえばサンドウィッチマンである。

ノブ   「どこが好きなん、サンドウィッチマンさんの?」
ショーゴ 「めちゃくちゃ忙しいのに単独ライブを毎年やったり、漫才を頑張っているところが」
ノブ   「あれ、やめたほうがええねん、ホンマはな」
たける  「いや、でも、芸人だから漫才をずっとやっているというのは、僕ら的に憧れるんですけど……」
ノブ   「いやいや、ある程度テレビ出たら漫才はやらんほうがええ」
ショーゴ 「なんでか聞いてもいいですか? 漫才やめちゃう理由を」
ノブ   「金にならん」

 このやり取りにおいて「金にならん」というパワーワードに関してだけは、大悟の指示ではない。ノブが自らの意志で発した暴言だ。彼が決して地上波では露呈しない顔である。

 さらに、「早よ、出て行ってくれる? マネージャーとセックスするから」と、耳を疑うような理由で東京ホテイソンを楽屋から追い出すノブ。またしても、芸能界の闇を垣間見せた。

 須田亜香里を相手にしたときは、もっとキナ臭かった。須田の顔をまじまじと見ながら「整形した?」と吐き捨て、「しようか」「10万」と現役アイドルに失礼な言動を繰り返すノブ。SKE48のCDをプレゼントされると、ジャケットに写る1人のメンバーを指さしながら「軽そうな人いる? おっぱい大きい」と枕営業をリクエストする最低っぷり。「その子、まだ10代ですよ」と須田からたしなめられると「関係あるかい、そんなの。わしが法律じゃ!」と、ダーティハリーみたいなめちゃくちゃなことを口にし始めた。悪態だ。

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