トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > カズ次男、大晦日『RIZIN』のデビュー

キングカズ次男、大晦日『RIZIN』のデビューと格闘界視聴率男への狙い

キングカズ次男、大晦日『RIZIN』のデビューと格闘界視聴率男への狙いの画像1
三浦知良(写真/Getty Imagesより)

 サッカー元日本代表のキングカズこと三浦知良の次男・三浦孝太が、大みそかに開催される格闘技イベント『RIZIN』で、格闘家デビューするという。これは、19日にさいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN.30』のリング上で榊原信行CEOから発表された。

 榊原CEOから紹介され、リング上でマイクを握った三浦は、「初めまして。三浦孝太です。誰もが憧れるこの舞台で、大みそかデビューさせていただけることにうれしく思います」とあいさつ。続けて「しっかり準備して、皆さんに素晴らしい試合を届けるので、よろしくお願いします」と意気込んだ。

 一部メディアによると、三浦は数年前から、レスリング男子のシドニー五輪フリースタイル63キロ級日本代表で、元格闘家の宮田和幸氏が代表を務める『BRAVEジム』にて、総合格闘技の練習を積んでいたという。

 榊原氏は、「この1年くらいでプロデビューしたいと決意し、宮田代表もそろそろ準備が出来たので行かせたいと言い、お父さんもお母さんも息子の思いにGOを出した」と説明。父親のみならず、夫人でタレントの三浦りさ子も同意、家族ぐるみでバックアップしていることを明かしたという。

 ただし、榊原氏によるとデビュー戦は、「RIZINのトップ選手に比べれれば、まだまだレベルは下なので、ヘッドギアをつけた3分2Rとかの試合になる」とアマチュアルールに近い試合になる模様。

 それでも、榊原氏は、「ポテンシャル、DNAは最高です。孝太の覚悟を見届けてください」と期待を寄せたというのだ。

「総合格闘技のジムは数あれど、宮田氏の指導法には定評があり、次々といい選手が育っている。『RIZIN.30』でも元K-1王者の久保優太選手が総合転向から数カ月で、レスリング五輪メダリストの太田忍に敗れたものの善戦。宮田氏がゴーサインを出したといいうことは、少なくともきちんと戦えるレベルなのでは」(格闘技ライター)

 RIZINといえば、このところ大みそかにフジテレビが中継するコンテンツとして定着しているが、同局としてはどうしても数字がほしいところだろう。そのため、早くも三浦には〝視聴率男〟の期待が寄せられているようだ。

「那須川天心、朝倉兄弟ら格闘技界でのカリスマ性は申し分ないが、視聴率が取れるかというと微妙。その点、キングカズの息子となれば注目は高い…とみる局員は多い。当然、カズ夫妻、兄で俳優の三浦りょう太が一家総出でリングサイドに陣取れば往年のファンもチャンネルを合わせるのでは。試合順は前座クラスでも、放送されるのはゴールデンとはいわないまでも“良い時間帯”になるだろう」(テレビ局関係者)

 果たしてカズJrは大晦日の視聴率男になれるかーー。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2021/09/23 21:00
ページ上部へ戻る

配給映画