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「高市早苗を担ぐ安倍晋三」と「林芳正を担ぐ岸田文雄首相」ついに内戦が勃発か

ニューヨークへ旅立った眞子さんと小室圭さんだが…

 さて、父親・秋篠宮の誕生日を待たずに、眞子さんと小室圭は11月15日早朝、ニューヨークへ旅立った。

 祖父の川嶋辰彦の喪に服す間は、渡米を延期するのではといわれていたが、それでも強行した裏には、1日でも早く日本から出たいという気持ちがあったのであろう。

 まあ、記者会見以降の週刊誌の物凄いバッシングぶりを見ると、それも仕方ないとは思う。

 だが、両親の援助も期待できず、かといって2月に再び受ける司法試験も、前回の試験より合格率が下がるというから、もし落ちれば、
「2回目もダメとなれば、実力社会ゆえ解雇もあり得ます。また2回目の試験の結果が出るまで雇用が続いたとしても、その期間にクオリティが下がれば辞めさせることもある。反対に、そこで認めてもらえるよう仕事を頑張ると、勉強時間の確保が難しくなってきます」(ニューヨーク州の弁護士リッキー徳永=新潮)

 もし弁護士になれず、安い給料のままだったら、眞子さんが働くのだろうが、何しろセントラルパークの近くの高級マンションだから、家賃は高い、物価も高い。

 万が一、1億円といわれる皇族費を眞子さんがまるまる残していたとしても、一生安泰とはいくまい。

 子どもができれば、眞子さんが働くわけにはいかない。考えれば考えるほど前途は暗澹としている。

 2人はニューヨークに着いたようだが、眞子さんの顔に笑みが戻ることを期待したい。

 ところで、瀬戸内寂聴(享年99)と細木数子(同83)が亡くなった。

 作家で天台宗の尼僧の瀬戸内と占い師の細木を同列に並べるのは、瀬戸内に失礼かもしれないが、2人の共通点は性への執着を死ぬまで持ち続けたことではないかと、私は考えている。

 2人は「灰になるまで女」だった。

 私が最初に読んだ瀬戸内の本は『美は乱調にあり』だった。書名に惹かれて読んだのだが、28歳で憲兵に無残に殺された伊藤野枝の奔放な生き方に魅せられたものだった。

 瀬戸内は実生活でも野枝のように男遍歴を重ねながら、数々の著作をものにしていった。

 51歳で中尊寺において天台宗で得度したのも、自分では抑えられない欲情を持て余した末の選択ではなかったのか。

 だいぶ前に文芸編集者から聞いた話だが、瀬戸内には若いイケメンを担当に付けるという。

 そのほうが原稿を書いてもらいやすい。だから若い編集者は、「身を挺する覚悟で寂聴さんのところへ行くんです」と笑っていた。

 彼女が書いた愛に奔放な女性の生き方を自らも実践していたから、人生は愛に始まり愛に終わるという瀬戸内の法話は若い女性に人気があった。

 細木数子のほうはどうか。

 彼女が亡くなった翌日のスポーツ紙は、各紙大きな扱いで、「『地獄に堕ちるよ』『大殺界』『ダメ出し』ズバリ発言連発『視聴率女王』」(日刊スポーツ11月11日付)「大物にも臆せず『ズバリ』『六星占星術』で“ご意見番”占い師」(スポーツニッポン同)と、テレビをも席巻し、数々の足跡を残した“女傑”だったとしている。

 だが、スポーツ紙やテレビはまったく触れていないが、2006年3月から、私の古巣である週刊現代でノンフィクション・ライターの溝口敦が、細木の人生を暴露する連載『魔女の履歴書』を始めた(後に講談社α文庫から出版)。

 編集長はコワモテで知られる加藤晴之。溝口は長年暴力団を取材してきた、その道のプロである。

 亡くなるまで一緒にいた堀尾昌志だけではなく、彼女の周囲には暴力団や元暴力団の人間が多くいた。

 20代で一時は3つのクラブを所有していたといわれるが、そのカネはどのようにして手に入れたのか。彼女の人生を丹念に取材して、細木という女性が辿ってきた人生を暴露したのである。

 細木は、連載を中止させようと、暴力団幹部を使って溝口に圧力をかけ、講談社の社長を訴えた。だがそれは逆目に出た。

 それを機に細木はテレビから引退したが、信者たちを集め、墓などを売りつけていると、何度か週刊誌で報じられた。

 私は若い頃から細木を知っている。島倉千代子事件、安岡正篤事件は細木に直接取材したこともある。

 もう二度と出てこない面白い女性であったことは間違いない。合掌。

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