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元[Alexandros]庄村聡泰、新井英樹&吉田恵輔とゴールデン街で管を巻いた他2021年BEST10

[Alexandros]庄村聡泰、新井英樹&吉田恵輔とゴールデン街で管を巻いたほか2021年振り返りBEST10の画像1
庄村聡泰氏(写真/二瓶彩)

 不肖なサトヤスの不肖な感覚にて選定される2021振り返りの年間ベスト10。

 などと言うものは選定された方からしたらたまったものではない。ありがた迷惑。いやいや最早ただの迷惑。全力で拒否して忌避すべきものになってしまうのではなかろうかと言う一抹の不安を抱えながらこの原稿を作成している。

 そうだ事前に謝っておけば良いのだ。大変申し訳ございませんでした。でもでも、以下に記す物、事、人、は、本当に2021年愛用させて頂きましたし、これからも愛用させて頂こうと思っております。今年もまた、俺の人生を豊かに彩ってくれる諸々に出会う事が出来ました。

 の前に先ずは今年も訃報が相次ぎました。挙げて行くにはキリがないし語るには更にキリがないのですが、ご冥福をお祈り致しますと言うか、素晴らしい作品の数々を、本当にありがとうございました。

 それでは順不同、思いつくままに枚挙する。

1.配信ライブ

 今年もこの形式には大変お世話になったものだ。特にフジロックのスピンオフ四人囃子feat.根本 要&西山 毅 。どうしても聴きたかった”絶対音感の持ち主を不快にさせる”をコンセプトとした迷曲であり名曲である「なすのちゃわんやき」とカッコいいが過ぎる演奏と意味不明が過ぎる歌詞の乖離がたまらない「一触即発」にはもう、シビれた。つうか後者の方はもうダメだった。カッコ良過ぎて泣いちまった。そして藤井風の “Free” Live 2021。自宅にて好みな濃さの緑茶ハイを飲みながらと言う身体的には決してFreeではなかった環境下での鑑賞ではあったものの、伝染病渦中において様々な形での提供であった配信ライブの一つの金字塔ではなかったろうかと言う、とんでもないシロモノであった。しかもこれまだYouTubeで観れちゃうんすよ。ぜしです。そんな金字塔と言えば正に昨年の”SAKANAQUARIUM 光 ONLINE”であったが、また違う形でもう一塔ぶち立ててくれちまいやがったサカナクションの”SAKANAQUARIUMアダプトONLINE”。これもすげかった。つうか新曲良過ぎ。ショックダンスやりた過ぎ。

2.新木場スタジオコースト

 閉業が決まっているライブハウス兼クラブでもあった(クラブの時はageHaの名前でお馴染み)。横に広く天井高くどこからでも観やすく音も良く、同じく閉業が決まっているZepp Tokyo同様、大好きな会場であった。散々ぱら演者としても観客としてもお世話になった場所ではあるものの、何と最後にcoldrainの”PARADISEKill The Silence)”MVのスタイリストとしてまた別の関係が出来てしまった事は本当に嬉しかった。これと同様おいしくるメロンパンのスタイリストとして行ったZepp DiverCityやつい先日”JACK IN THE BOX 2021″の裏配信のサブMCとして行った武道館など、[Alexandros]在籍時に立たせて頂いた場所に別の業態で関わる感慨深さは何かこう、思わず込み上げちまうものがあるんですわなあ。

3.CUPHEAD

 初リリースは2017になるので何を今更と言う所であるがプレイより先にサントラを聴きまくっていたゲームである。元々レトロゲームについてはまあまあ造詣が深い自負もありそんなサントラなんかも未だに好んで聴いとる日々ではあるものの、こちらのゲームは内容だけではなく音楽としてもとんでもない記録を有しており、”2019年にゲームのサントラとして史上初のビルボードジャズチャートにて1位”と言う最早ワケが分からん触れ込みにて筆者は当作品を知る事となり(兄ちゃんこれ多分好きだと思うと弟が教えてくれたのもある。流石俺の好みをよく分かってくれている)、どれどれとサントラ聴いてみりゃあこれがまた超カッコいいビッグバンドジャズだったもんだからびっくり仰天。めちゃくちゃに聴き倒したもんだからこりゃ本編もやらにゃならんのではなかろうかとプレイしてみりゃあ面白過ぎてあっさり昇天。噂に違わぬ激ムズ死にゲーであったが、半ば狂気のプレイを続け気付けばトロコンですよ。余りにも死に過ぎた所為で逆に1番好きになった曲がロボット面で流れる「Junkyard Jive」。

4. トリプルドラムぎもぢいいいいあへええええさいこおおおしゅきいいいい

 詳細は当該記事を参照頂くとして本当に本当にぎもぢいいいいあへええ(以下略)な体験だったもんだから遂に手を出してはいけないでお馴染みのライブ音源(膨大)に手をつけ始めてしまいましたおいじじい(夫婦漫才を始めたロバートフリップはもうこう呼んでもいいと思うしそんなじじいが俺は大好きです)どうしてくれる。

5.ルックバック

『チェンソーマン』(集英社)の藤本タツキによる読み切り作品。映画になったら観に行きたいしでもやって欲しくない気持ちもあるし。チェンソーマンがハリウッドでグチャドロホラーになるならそっちの方が観たいです。むしろボリウッドが血迷ってバーフバリ並の予算でやってくれたら世紀の珍作になりそうな予感が。あ、それ超観たい1番観たいのそれです(笑)。

6.Mdou Moctar


 リフオブザイヤー。

7. 【速報】俺氏、東京ドームで幸せを作る天才になる

 名言オブザライフ。

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