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『家、ついて行ってイイですか?』39歳女性“結婚13カ条件”とまさかの2年後

「結婚相手の13カ条」がスゴすぎる39歳女性、その2年後…

 2019年3月、深夜の本八幡駅前でスタッフが声をかけたのは39歳の女性。ロケ日は平日だったようだが、お構いなしにへべれけ状態の彼女。職業は保険の外交員だそうだ。

 スタッフが「家、ついて行ってイイですか?」と尋ねると好リアクションなのだが、いかんせん酔ってる。「テレビ東京、見てますよ! マツコ・デラックスが出てる『5時に夢中!』だっけ?」と、何度訂正してもテレ東とTOKYO MXを混同する前後不覚ぶりなのだ。とりあえず、家について行くのはOKなようだ。

 というわけで、彼女が住む家賃4万9千円の1Kのアパートに到着。ドアを開けると、電気がつけっぱなしだった。

「いつも、つけてるんですよ。泥棒に入られたんで」

 1人暮らしで、泥棒に入られた家によく住み続けられるものだ。ちょっと心配になる。ちなみに、部屋の奥にあるベッドは単身赴任で来ていた営業部長から譲り受けた物らしい。人が寝てたベッドなんて嫌じゃないのか……?

 部屋の中は物であふれている。そんな我が家を「きたねー」と自虐する彼女。これが、独身女性の現実だろうか。いや、彼女は特にだらしないタイプにも見えるが……。

――今って化粧されてます?
「えっ、してますよ! なんかスゲー失礼じゃない、それ?」
――いや、すっぴんがこんなお綺麗かと思って。
「……うるせーよ(笑)」

 一瞬、ちょっとデレた彼女。失礼の地雷を踏みかけるも、ギリギリセーフだったようだ。でも、スタッフはその後も口を滑らせ続けた。炊飯器を発見すると「ごはんとか炊くんですか?」、インスタントの味噌汁を発見すると「味噌汁くらい作ったらいいじゃないですか」と、嫌なことばかり言うのだ。その前提にあるのは、「この人は“女子力”が低そう」という先入観な気がする。

 いや、彼女は決して低くない。部屋の片隅にあるのは水素水のボトルのようだ。水素水か……。

「結婚したいと思って生きている人間なので」
「すぐさまでも結婚したいという意識でいろいろ探してます」
「1人暮らしが長いから(寂しい気持ちは)正直あんまりないですね。だけど今後、老後を考えるとちょっとつらいかなぁって思っちゃいますね」

 せっかくの機会だ。カメラに向かって女性は“結婚の条件”を挙げた。

・年収は少なくとも1千万円以上
・身長は180センチ以上
・大学を卒業している人
・本八幡を愛している人
・運動神経がいい人じゃなきゃダメ
・一重の面長
・高い声の男は大嫌い
・28~30歳くらいの年下がいい
・体毛が濃い人が好き
・優しい人
・趣味が合う
・自然と動物を愛する人
・チビ・デブ・ハゲNG

 スゴい13カ条である。年収1千万、身長180cm、大卒と、今どき3高を望む彼女。夢見る年齢でもないだろうに、100%に近いレベルで無理な条件たちだ。先月、『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)で放送された婚活特集のミナミさんを思い出す。ちなみに、筆者は彼女が出す条件のうち、2つしかクリアしていない。ネットで密かに“優良物件”と噂されるアンガールズの田中卓志でさえ、条件の半分も満たしていないだろう。

――理想が高いんじゃないですか?
「そうだと思う。だから、結婚できないと思います」

 こういう人はよくいる。「自分は理想が高い」をエクスキューズにし、“結婚したいけど、結婚できない自分”を正当化する。もしくは、「まだ結婚しないの?」という周囲の圧に、条件を出しまくって抗うという手段もあるだろう。適齢期を過ぎると、こういう対応が必要になってくるのだ。いや、そうでも考えないとこの13カ条は腑に落ちない。さすがに、この高望みはネタであってほしいレベルだ。

 実は、この取材VTRは『家つい』で過去に放送済み。2年後、番組スタッフは41歳になった女性の家を再訪した。心なし、2年前よりも体型がふくよかになった印象のある彼女。前回の番組放送後、視聴者からの反響は届いたのだろうか?

「スゴかったですね。いろんなご意見ありまして、『そんな男性いないだろ』『身をわきまえろ』みたいな(苦笑)」

 とは言え、彼女が結果を出していればそれでいい話だ。この2年間、恋愛はどうだったのか?

「まったく恋愛してないわけではないんですが、いい感じの人が2人くらいいまして……」

 2人もいる“いい感じの人”の片方は既婚者だったらしい。体の関係を交わした1週間後、その事実を知ったそうだ。

「体目的だったんじゃないですかね」

 そういうのは“いい感じの人”とは言わないが……。もう1人は、ガソリンスタンドでアルバイトする42歳、実家暮らしの男性だそうだ。既婚者と、アルバイトで実家暮らしの42歳。年収1千万円とは、あまりにも程遠い。

「このままだと本当に結婚できないんで、(結婚条件を)訂正させてもらっていいですか? もう、選んでられないですもん!」

 彼女が提示した新たな条件は1つだけである。

「正社員でしたら誰でもいいかなって思います。どなたかお願いします。本当、切羽詰まってるんです!」

 ガタ落ちしたハードル。だいぶ譲歩した! 人は2年でここまで変われるものなのか。

そして、実った。1カ月前に声をかけられたのをきっかけに、自動車関係の商社で働く48歳のインテリ系彼氏と交際がスタート。現在は結婚に向けて準備中だという。「年下がいい」という条件からは思いっきり外れているが、2年前とは変わったから無問題。41歳と48歳という組み合わせも、ちょうどいい年齢差だと思う。希望が持てるオチだ。

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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最終更新:2022/02/16 21:00
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