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ラーメン、のり弁、お子様ランチ…一体どこへ向かうのか

NewDaysのおにぎりがすごいことになってる!「スゴおに」開発元に直撃

 NewDaysといえば、首都圏を中心に東日本のJRホーム内でよく見かけるコンビニエンスストア。実はJR東日本クロスステーション リテールカンパニーが運営する、鉄道会社独自のコンビニとしては日本最大の店舗数を誇るが、そんなNewDaysが昨年あたりからSNSを騒がせているのをご存知だろうか。

 その騒ぎの元となっているのは、NewDaysが展開している「スゴおに」というおにぎりブランド。この「スゴおに」シリーズの味付けやビジュアルがあまりにもぶっ飛んでいるというのだ。そのラインナップは後述するとして、今回はそんな「スゴおに」を開発しているJR東日本クロスステーション リテールカンパニーの森さんにその開発秘話を聞いてみた。

“異次元のスゴそうなおにぎり”で日本を元気にしたかった!!

 まず、「スゴおに」がどんなコンセプトの商品なのかについて教えてもらおう。
「2021年の6月1日から始まったシリーズで、コンセプトとしては“ボリュームや見た目にこだわった、驚いてもらえるおにぎり”、“異次元のおにぎり”を目指しています。コロナ禍がかなり広まっていた時期の誕生でしたので、気持ちが落ち込んでいる皆様に少しでも元気を出してもらえればとの想いを込めました」(森氏、以下略)

 NewDaysには一般的な具材や形状のおにぎりも数多くあるが、それらとの違いはどういった部分なのだろう。

「実は定義らしい定義はなくて、お客さま目線で味や素材、見た目など、商品そのものが“スゴそうに思えるおにぎり”を『スゴおに』と呼んでいます」

 めちゃくちゃザックリした定義に思わず笑ってしまうが、確かに「スゴおに」のおにぎりは“スゴそう”としか言いようがないパワーに満ちている。ここからはどんなおにぎりがあるのかについて伺ってみたい。

“それおにぎりに入れる具材じゃないんよ” 思わずツッコミを入れたくなる衝撃のおにぎり大集結!!

 2022年3月15日時点で「スゴおに」は、これまで27種類が発売されているそうだが、その中からとりわけインパクトがあるものをいくつか紹介していただいた。

NewDaysのおにぎりがすごいことになってる!「スゴおに」開発元に直撃の画像1
『のり弁にぎりました』

「ひとつは『のり弁にぎりました』(300円/税込、以下同)でしょうか。これは、白身フライ、ちくわ天、唐揚げ、卵焼き、きんぴらごぼう、タルタルソースという6種類の具材をおかかご飯で包んだおにぎりですね。

NewDaysのおにぎりがすごいことになってる!「スゴおに」開発元に直撃の画像2
『お子様ランチにぎりました』

 あとは、ケチャップライスでオムレツ、デミハンバーグ、赤ウインナー、エビフライ、コーン入りポテトサラダ、ナポリタンを挟み込んだ『お子様ランチにぎりました』(330円)や、半分に切った煮卵を埋め込んだごはんをベーコン2枚でグルっと巻いた『ベーコン煮卵おにぎり』(330円)などもインパクトがあると思います。

NewDaysのおにぎりがすごいことになってる!「スゴおに」開発元に直撃の画像3
『ベーコン煮卵おにぎり』

 SNSで話題にしていただけたのは、ごはんとハムカツでたこ焼きと焼きそばを挟んだ『粉もんバーガーおにぎり』(330円)や、昨年の12月に発売した『豚骨ラーメンにぎりました』(320円)でしょうか」

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『粉もんバーガーおにぎり』
NewDaysのおにぎりがすごいことになってる!「スゴおに」開発元に直撃の画像5
『豚骨ラーメンにぎりました』

 豚骨ラーメンまでターゲットとは……もはや握れる具材ではない気がするが、どのような商品なのだろう。

「確かに汁物なので悩みましたが、工夫を重ねまして、チャーシューや煮玉子、メンマになるとや、キャベツ、そして中華麺を、豚骨ラーメン風味のごはんで包み込み、黒胡椒マヨネーズで味付けすることで形にしました。あと、インパクトのあるところでいうと、今年の1月25日に節分にちなんだ『鬼に金棒カツ』(360円)でしょうか」

 名前だけ聞くとおにぎりではないように聞こえるが……。

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『鬼に金棒カツ』

「本品は“鬼に金棒”をイメージして、全長15cmの長いカツを1本使用し、巻き寿司風に握った商品です」

 巻き寿司にこん棒のようなカツが飛んできて貫通したかのような衝撃的なビジュアルは、もはやおにぎりの概念すら打ち破るインパクトだ……。

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