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日本発のリアリティ番組『はじめてのおつかい』にアメリカの子供が嫉妬!

人気コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」がパロってバズる!

 アメリカで「子育ての見直し論争」まで巻き起こしてしまった「Old Enough!」。当然、アメリカの大統領選などの風刺、パロディで有名な米NBCの人気コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ(SNL)」が放っておく訳がない。

 米国で幼い子どもに一人で買い物に行かせることが法で禁じられているのを逆手にとり、幼い子どもと同じくらい頼りない人として彼氏に買い物に行かせるという設定で、「はじめてのおつかい~長いつきあいの彼氏」というパロディ版を作った。

 パロディ版は歌手で女優のセレーナ・ゴメスが初めて同番組の司会を務めた5月14日放送のSNLで放送された。

 パロディ版でもゴメスが幼い子ども同様に頼りない長年の彼氏、マット君(34歳)を一人での“はじめてのおつかい”に送り出す、まるで母親の様に振舞う彼女役を演じた。

 本家本元の「はじめてのおつかい」同様に、マット君も大きな水筒、「STOP」と書かれた横断歩道のための黄色い旗を渡される。ゴメス演じる彼女から言いつけられたのはアイライナーとエシャロットの2つを買ってくること。

 化粧品のチェーン店「セフォラ」にたどり着くも、品数の多さに圧倒され泣き出してしまう。二番目のおつかいであるエシャロットを買う為、違う店に向かうがエシャロットと玉ねぎが同じものと思い込み、大量の玉ねぎを購入してしまう。買う品を間違えるも、何とか無事に家に再び戻るマット君がどういう結末を迎えるかは、ここではあえて伏せておく。

 5月16日に同番組の公式Twitterアカウントに動画がアップされたが、すでに約250万人(21日現在)に視聴された。見事なバズりようだ。

 米国の子育ての見直し論争まで巻き起こし、パロディ版まで作られた「Old Enough!」はいい意味でも悪い意味でも話題になっている。マンガ、ラーメン、大谷翔平に続く、日本の人気コンテンツになるのは間違いないようだ。

本田路晴(ジャーナリスト)

連邦海外腐敗行為防止法 (FCPA) に関する調査、ホワイトカラー犯罪の訴訟における証拠収集やアセットトレーシングなどの調査・分析を手掛ける米調査会社の日本代表を経て現在は独立系コンサルタント。新聞社特派員として1997年8月から2002年7月までカンボジア・プノンペンとインドネシア・ジャカルタに駐在。その後もラオス、シンガポール、ベトナムで暮らす。東南アジア滞在歴は足掛け10年。

ほんだみちはる

最終更新:2022/05/27 17:49
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