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新潮砲第2弾、皇居内を1時間も“散歩”していた謎の中国人男と皇宮警察の“隠蔽”

日銀・黒田総裁、“億ション”ご近所さんたちからの嫌われっぷり

 ところで、楽勝が伝えられる岸田自民党だが、ここへきて深刻な物価高が事態を変えつつあると文春が報じている。

 軒並みメディア各社の世論調査が下がり始めたのである。岸田首相が山形駅前でマイクを握ると、聴衆の中から「財務省の犬!」というヤジが飛んだというのだ。

 党内では、安倍晋三の側近の島田和久防衛省次官を退任させたことで、安倍は「なんで代えるのか」と周囲に怒りをぶちまけたそうである。

 だが安倍の怒りは、岸田に一蹴されてしまった。安倍の周辺は「官邸は安倍派パージ」を企んでいるといっているそうだ。

 自分の意のままに動くと首相に据えてやったのに、飼い主を噛みやがる。安倍はそう考え、岸田憎しを隠さないようである。

 参院選後は、敵は野党ではなく、身内同士の“骨肉の争い”になるようだ。“何も専務”風の岸田文雄首相が、党内を固め、長期政権への道筋をつくれるか、安倍や菅義偉、麻生などの“魑魅魍魎たち”が岸田の足を引っ張り、引きずりおろせるのか。永田町の興味はそこに集約されるようだ。

 この参院選には、日本版Qアノン(米国の陰謀勢力=文春)のような政党や、俳優の山田孝之、山下智久、ユーチューバーのヒカルらが「賛同を示唆する」(文春)「ごぼう党」なるものも登場しているようだ。

 私は、出たい人が出ればいい、そこで自分の主張を語ればいいと思っている。そういう弱小政党が乱立して、その中のわずかな党が生き残り、自民党一党支配を終わらせ、多党乱立時代が来れば、この国ももう少し変わるかもしれない。

 自民党一党独裁体制がとことんまでひどくなって、コロナ禍はもちろんのこと、急激な円安、物価高に対応できずに、多くの国民が悲鳴を上げている。

 防衛力の無尽蔵な増加や憲法改悪は先に延ばして、まず、多くの国民が安心して暮らせる生活を取り戻そうではないか。その第一歩が今回の参院選だと、私は思っているのだが。

 さて、日銀の黒田東彦総裁(77)の評判がすこぶる悪い。彼のお札をじゃぶじゃぶ刷って経済を回していくというやり方は、現実の前に敗れているのに、性懲りなく自説を曲げない頑なな態度は、黒田が住んでいるマンションの周りでも評判が悪いと、FLASHが報じている。

「黒田総裁の“億ション”から徒歩1分の場所には深夜営業をおこなう大型スーパーがあり、個人商店も軒を連ねている。黒田総裁がこの一室をキャッシュで購入したのが2015年。さすがに、近所に買い物に立ち寄ることはあるはずだが……」(FLASH)

 商店街でインタビューしてみると、

「黒田さん? 見たことないね」

 生花店の従業員が首をかしげ、同僚もうなずいたという。商店街の店主たちに聞いても、黒田総裁の目撃情報は皆無だ。

 聞こえてきたのは、黒田総裁の庶民感覚の欠如へのため息だった。

「値上げの許容なんかしてないですよ」(蕎麦店)

「ちょうど1週間前に一割弱、値上げしたんです。今後の客足が心配です」(豆腐店)

「焼酎、調味料が値上がりし、今度はビールでしょう? 値上げで喜んでいる人は誰もいませんよ」(酒販店)

「スチームは石油を使っているし、包装用のビニールも高いです。給料が上がらないのも問題です」(クリーニング店)

「黒田さんが一般人の生活を知っているか疑問です。輸入品のトリートメント剤が値上がりしたので、料金を10%くらい上げるつもりです。お客さんに年金受給者が多いから、申し訳ないのですが」(美容院)

「あんないい家に住んでいる人間が、言っていいことじゃないですよね」(不動産店)

 黒田総裁は、高みから降りてきて、こうした庶民の声に耳を傾けるべきである。

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