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新潮砲第2弾、皇居内を1時間も“散歩”していた謎の中国人男と皇宮警察の“隠蔽”

今や10組に1組が…不妊治療の権威が密かに行う“ヤミ治療”

 韓国というより、世界の音楽ファンを驚かせたのはBTSの活動休止報道だった。

「BTSのデビューは、十三年六月。作曲家のパン・シヒョク氏が創業したBig Hit Entertainmentが2年間のオーディションを行い、メンバーを選抜した。当時は『防弾少年団』という名で、ダンスパフォーマンスが目立つ現在とは異なり、ヒップホップグループとして認知されていた」(文春)

 Big Hitという無名の事務所で、BTSのメンバーも売れるまで17坪の小さなアパートで合宿生活を送っていたという。15年4月にリリースした『I NEED U』で人気に一気に火が付き、17年にはワールドツアーを開催して、北米・アジアなど10カ国で約40万人を動員。18年5月には3rdアルバムで韓国人初の米ビルボード1位を獲得した。

 だが、活躍の場を世界に広げる中で、スケジュールは超過密になっていった。

 今回の背景には、事務所とアイドルの専属契約期間を巡る問題があるという。

「かつて韓国では長期にわたる専属契約が“奴隷契約”と問題視され、公正取引委員会が契約期間を最大七年までと定めました。ただ、K-POPではデビューまで、事務所が練習生のレッスン代や衣食住の費用を負担します。デビュー後は通常七年の契約を結び、事務所側はこの間に投資を回収しようと馬車馬のように働かせることがほとんどです」(韓国の芸能関係者)

 悩むBTSが、休止の決断をしたのは、兵役義務に寛容だった文政権に代わり、非寛容な尹政権になったことも大きいという。

 ファンにとっては許せない痛恨事だろうが、エルビス・プレスリーのように、兵役後にスターにカムバックした例もある。まだまだ若いのだから。

 そういえば、プレスリーの自伝的映画が7月1日から封切られる。予告編を見た限りでは、プレスリーより甘ったるいマスクだが、ファンとしては見に行かなくては。

 ところで、結婚したカップルの10組に1組が不妊治療を受けているといわれるそうだ。

 だが、いまのところ保険適用もなく、治療費が100万円200万円、それ以上はざらだそうである。

 若い人たちにとって重すぎる負担だが、それでも子どもが欲しいと思うカップルは、必死で不妊治療に取り組み、念願の赤ちゃんを授かった喜びは、筆舌に尽くしがたいだろう。

 そんな人たちを“食い物にする”不妊治療の権威がいると文春が報じている。

 杉山産婦人科理事長の杉山力一医師(53)は菅義偉首相(当時)のブレーンとして不妊治療の規制緩和も実現させてきたという。

 そんな“業界の権威”である彼が産科婦人科学会が認めていない高額治療をおこなっているというのである。

「現在日本では、第三者の卵子提供による体外受精で妊娠を目指す治療は原則的に認められていません。ところが、杉山先生は高額の治療費を払える富裕層などを対象に、国内での卵子提供を密かにハイペースで行っています。しかしそのやり方は、安全面や倫理面など様々なリスクを抱えている。生命の誕生やドナーの健康に関わる問題である以上、看過されるべきでないと考え、その実態をお話しすることにしました」

 こう文春の取材に重い口を開いたのは、卵子提供エージェンシー「メディブリッジ」の関係者X。“ヤミ治療”を裏付ける数多の証拠メールを文春に提示したそうである。

「民間調査会社によれば、運営母体の『医療法人社団杉四会』の売上高は、年約5億円で推移。杉山氏は家賃月200万円とも言われる超高級マンションを生活拠点の一つにしています。近藤真彦ら著名人との交友関係も広く、近藤が“不倫クルージング”を楽しんだクルーザーは『リッキー号』でした」(杉山を知る人物)

 そんな日本を代表する不妊治療の権威が、密かに行っているというのが「第三者卵子提供」だという。

「第三者の女性ドナーから卵子の提供を受け、夫の精子と体外受精させる。その受精卵を妻の子宮に移植し、妊娠を目指す生殖治療です」(X)

 だが、国内での法整備はなされておらず、学会も、卵子提供を認めない旨の会告を出して、遵守するよう求めてきたという。

 厚労省は、条件付き、「患者は生殖障害を有する夫婦で、卵子ドナーは、無償で子がいる成人に限る」というものだ。

 だが、こうした無償のドナーを見つけるのが非常に難しい。そこで、専門医らがルールを守って実施しようという団体も現れた。

 だが、それはドナーは無償が「原則」だという。だが、卵子提供エージェンシー「メディブリッジ」は、

「杉山先生に患者を紹介するとともに、卵子ドナーも募集している。HPでは〈日本最大級の卵子バンクを運営しており、常時400名以上のエッグドナーボランティアが登録〉などと掲げています」(同)

 つまり、ボランティアとはいっても、実は有償でドナーになってもらっているというのだ。中には採卵数は多い方がいいと、30個も40個も採卵されるケースもあるという。

 過去には、卵巣が腫れて血栓ができて亡くなったケースもあるそうだ。

「こうして、安全性よりも利益を優先するような形で、国内で密に卵子提供を繰り返してきた杉山産婦人科」(文春)だが、文春の質問状に回答はなかったという。

 これからますます増えるかもしれない不妊治療だが、厚労省や国が、早急にしっかりした法整備をして、安全に治療を受けられるようにすべきなこというまでもない。

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