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新潮砲第2弾、皇居内を1時間も“散歩”していた謎の中国人男と皇宮警察の“隠蔽”

「同人AVモデル」をTwitterで呼びかけて殺害…エリート男の半生

今週の最後は「AV殺人事件」とでもいうような奇怪な事件を追った文春と新潮の記事。

 6月18日の朝7時ごろ、茨城県常陸太田市の山林内で、5日から行方が分からなくなっていた女性(23)が変わり果てた姿で発見された。

 その前の14日、神奈川県南足柄市に住む会社員、三瓶博幸(33)が、自分の別荘で手錠をかけたことを認めたため、監禁容疑で逮捕された。

 三瓶は「手錠は合意のもの」と供述している。だがスマホには裸の被害女性の写真も残されており、女性の喉の奥の骨は折れていたという。

 男が6年前に購入した“別荘”で、惨劇はなぜ起こったのか。

 文春に対して、三瓶の祖父は「あの子は大人しくて、暴力を振るうような子じゃないんだわ。彼のお母さんに電話したけど繋がらない。お父さんは今、仕事でインドにいる。被害者の方には本当に申し訳なくて……」と目に涙を湛え、口を真一文字に結んだという。

 父親は自動車部品メーカーの技師で、母親は床屋で働いていたそうだ。三瓶が物心ついた頃、父親が技術指導するために渡米、オハイオ州に住んでいたこともあったという。

 三瓶は高校卒業後、サウス・アラバマ大に入学、帰国後は地元企業に就職したそうだ。TOEICで900点程度とっていたからか、2年で親会社に移っていったという。

 結婚して、若い三瓶夫婦が住んだのが、常陸太田市で、現在別荘になっているところだった。だが、しばらくすると別れたという。

 南足柄市に移っても月に1、2度は別荘に来ていたそうだが、若い女性の姿も目撃されていた。何をやっていたのか?

 どうやら、「同人AVモデル」というツイッターのアカウントで女性に声をかけ、別荘で、AV撮影をしていたというのである。

 三瓶が新野に送ったDMには「報酬は6万円と移動手当」などと記されていたそうだ。

「逮捕時、三瓶のスマホに保存されていたのは、複数枚の写真だった。ブルーシートの上で手錠をかけられ、ぐったりと横たわる全裸の女性。喉の奥の骨が折れ、口元は歪み、その瞳はきつく閉じていた」(文春)

 新潮は、SMプレイの果ての惨劇ではないかと推測している。

 ドラマ『全裸監督』を真似て、AV監督ごっこをしていて、エスカレートしてしまったのだろうか。何か、今の日本を象徴するような侘しい事件ではないか。(文中敬称略)

【巻末付録】

 今週はポストだけ。

「世界最大の女性器研究報告 ドクターK『幻の遺稿』全公開」。こんなぶっ飛んだ研究をしていた日本人医師がいたんだ。

 袋とじ「未歩なな いけない夏が、始まる」。何がいけないのかね? こんなかわいいことしっぽり、一晩濡れてみたいものよの。

「なをん。安齋らら 神の乳、光臨」。これ途中から袋とじになるんだ。

「54の煌めき 中島史恵」「高梨瑞樹 ぷるんとして、小悪魔。」「Hカップからこぼれちゃう ちとせよしの」

 フーッ。ボリューム満点、ハダカ満載。今週のポストは、グラビアだけは楽しめるよ。
 

元木昌彦(編集者)

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"。

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もときまさひこ

最終更新:2022/07/06 13:54
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