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ガーシー、BANの危機で異例の新戦略発表

対抗策は「切り抜き部隊」による拡散

 これでは発信力が大幅に落ちてしまいそうに思えるが、東谷は対抗策として「切り抜き動画による拡散」という新作戦を発表した。

 「切り抜き動画」とは、YouTubeに投稿された長時間の動画や配信から要点を切り出して短く編集したもの。切り抜きをしたユーザーは元動画の投稿者の許可を得ることで収益を分け合うことができ、東谷も多くの「切り抜き部隊」を抱えている。

 東谷によると、今後はYouTubeでライブ配信をしてもアーカイブを残さずに非公開化。その代わりに「切り抜き部隊」に動画データを託し、拡散してもらうという。これまではサムネイルなどに一定の制約があったが、それも今後は「悪質に見える切り抜きでもOKです」とし、自由にできると明かした。

 この異例の戦略について、東谷は「権力を使って俺のYouTubeやTwitterを止めてくるバカどもに、ナンボでも拡散する方法はあるよということを知らしめたい」とその理由を語っている。

 さらに、東谷は配信内で「三木谷に外国人女性をアテンドしている人物がいる」などと告発。暴露の真偽は不明ながら、その人物は右手に「楽天」のロゴマークのタトゥーが入っているという、にわかには信じがたい特徴があり、これも視聴者の間で波紋を呼んでいる。

 一連の異常事態は東谷が訴えるように「圧力」なのか、単なる規約違反でペナルティを受けているだけなのかは判別できないが、もしYouTubeがBANされた場合は「FC2とオンラインサロンで配信をやって、切り抜き部隊にYouTubeで拡散してもらう」といった方式を考えているようだ。

 だが、そうはいっても「本丸」のYouTubeがなくなると発信力は大きく低下してしまうだろう。「切り抜き拡散」という新戦略の成否も含め、東谷のアカウントが今後どうなっていくのかに注目が集まりそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/03/30 19:07
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