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『マツコ会議』叶姉妹とマツコ・デラックスの“ディレクター叩き”が無理ゲーすぎた

文=松尾太郎

『マツコ会議』叶姉妹とマツコ・デラックスのディレクター叩きが無理ゲーすぎたの画像1
叶姉妹

 7月16日放送『マツコ会議』(日本テレビ系)にゲスト出演したのは、叶姉妹。昨年8月よりSpotifyで始まった『叶姉妹のファビュラスワールド』が話題のため、改めて彼女たちから話を伺うべく番組に招いたようだ。

 叶姉妹のいる部屋に中継がつながると、2人を映えさせるために用意された“女優ライト”が半端じゃなかったのだ。シワ1本さえ映す気はなさそう。白飛びしすぎて部屋がミストサウナのようだし、なぜかカメラはソフトフォーカスだ。叶姉妹がいると、それだけでかなりの電力が必要なはず。

「『マツコ会議』はいつもそう」と言われればそれまでだが、今回は完全なる“ゲスト持ち上げ回”のようである。

叶姉妹のディレクターへの態度が厳しすぎる

『叶姉妹のファビュラスワールド』の一体何が話題かというと、リスナーの人生相談に乗る2人の回答だ。例えば、こんな人生相談があったらしい。

Q.常に周りの人の顔色を伺いながら生きています。自己肯定感強く、周りに気を遣いすぎず、ポジティブに生きるコツを知りたいです。

恭子 「その方たちに自分がどういうふうな目で見られているのかなんて、まったく気にする必要がない。『なんか、風が吹いてるわ』っていうふうに思っておけばいい」

Q.正しい“人との距離感”についてアドバイスをいただきたいです。

恭子 「距離感なんてないの。その方その方のパーソナリティや取り巻く環境もあるでしょうから。『自分と空気』『自分と物質』という考え方でいいと思うんです」

 同番組について、マツコ・デラックスはこう評価した。

「すごい天才的な企画だと思う。お二人はこれだけゴージャスでお綺麗で、どうしても“見た目”のほうでまず入っちゃうじゃない。だけど、叶姉妹の“言葉”のほうにスポットを当てたっていうのが」(マツコ)

 恭子の言葉を絶賛するのは、妹の美香だ。

「姉は、言葉と行動と態度全部なんですけど、私もいまだに想像ができない。既成概念がないので、それ以外のところで『美香さん、あれしてちょうだい』って言われて『え~!?』と思うことがたくさんあるんですが、そこでいつも怒られるのが、『“え~!?”って言うこと自体がネガティブ。“できない”っていうのが自分にあるから言うんでしょ? だから、“え~!?”って絶対言っちゃダメ』って」(美香)

 いまだ、姉の言葉や行動の予測がつかないという美香。というか、「『え~!?』って絶対言っちゃダメ」の部分だけ切り取ると、完全にパワハラ上司の発言だ。それをポジティブに受け取ってこそ、叶姉妹の世界は成立する。それにしても、予測不可の姉と付き合っていて美香は疲れないのだろうか? 絶えず、恭子に気を遣っている印象だが……。

「気を遣うというわけではなくて、自然環境でホワイトタイガーなど絶滅危惧種は大事にしてあげないといけない。そういうものって放っておいたらなくなったり、弱ってしまったり。『加護してあげないといけない』という思いにさせるような人ですね、姉は」
「うちにベンガルキャットのファビュラス君がいるんですが、彼は姉にそっくりですっごい悪いんですよ。でも、『ちゃんとお世話をしてあげなきゃいけない』ってこちらから思わせるところは、スゴいなと思います」(美香)

 姉を絶滅危惧種扱いし、加護する気持ちで接していた美香。野生動物が相手のときと同じ感覚で世話係を買って出ていると告白し、事細かい説明の中に「すっごい悪い」と“恭子サゲ”をさらっと混ぜるあたりはさすが手慣れている。

 ところで、人生相談中に垣間見せる叶姉妹の独特の言葉の源泉は何なのだろう? マツコも、そこは不思議らしい。

「(恭子の)言葉のチョイス……って言うと、また違うのよね。自然と湧き上がってくるものだから。『どうやってお言葉を選んでるんですか?』って聞いてもまた違うし」(マツコ)

 叶姉妹の口から出るワードを「お言葉」と表現する持ち上げっぷりは、いかにもマツコだ。ちなみに、今回の叶姉妹回を担当したのは尾籠美佳ディレクターだった。

尾籠 「恭子さんがお好きな映画のセリフがあるそうで、そういうところからインスピレーションを受けてるのかなあという気もするんですけど」
マツコ 「なによ、そんな、恭子さんが映画のセリフをパクったみたいな人聞きの悪いこと。何を言ってるの!」
尾籠 「いや、違います違います!」
恭子 「その、尾籠さんって方? 彼女はおそらく、悪い人じゃないんですよ」
美香 「そうなんです。直接、お話させていただきましたよね?」
恭子 「『こんなお仕事してたら、もう少し考えてお話しなきゃいけないんじゃないですか?』っていうことを、私は笑顔でお伝えさせていただいたんです。とても、言葉のチョイスが貧弱。堂々と(失言を)おっしゃるからね」

“貧弱な言葉を堂々とおっしゃる尾籠D”に、ファビュラスな苦言を呈した恭子。スタッフへの態度があまりに厳しいので、視聴者として少々引いてしまった。というか、叶姉妹がこんなにキツいのもめずらしい。よほど、打ち合わせで気分を害したのか? 

 あと、やはりマツコの立ち回りである。立場の弱いスタッフを生贄にし、力ある者に媚を売る生来の悪いところが出ている。

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