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『マツコ会議』叶姉妹とマツコ・デラックスの“ディレクター叩き”が無理ゲーすぎた

叶姉妹のデリケートな部分に触れられない

 一般的に叶姉妹が世に出たのは、雑誌「25ans」(ハースト婦人画報社)に読者モデルとして登場した約25年前と言われている。

マツコ 「20年前に初めて『25ans』を読んで、『こんな人たちが日本にいるの?』っていう衝撃が(笑)。」
尾籠 「2人は生き方や生活水準が20年以上ずっと変わっていらっしゃらないんですけども……」
マツコ 「生活水準ってなによ? 叶姉妹捕まえて『生活水準』って、おまえ(笑)」

 たしかに、尾籠Dも悪気なく失礼なことを言うところはある。

恭子 「あの尾籠さん、もうちょっと落ち着いてやったほうがいいと思いますよ。最初にお会いしたときも、『この長い間にはすごくつらく大変な時期もあったと思いますが』っておっしゃってましたよね。私たち、びっくりしたんです。(つらく大変な時期は)全然、ないですけど?」
マツコ 「決めつけプラス、あなたが『こういう流れでこういうふうな番組にしよう』って勝手に決めちゃってるのよ。叶姉妹から苦労話を聞き、『なるほど、大変だったんですね。で、今があるんですね』がテレビの正攻法だという思い込みがあなたの中にあって、それを言っちゃってるの。そんなものは、恭子も美香も許しませんよ!」
恭子 「それは薄っぺらいペラッペラな感じだから、尾籠さんのためにならないわよね」
尾籠 「ありがとうございます。勉強になります」

 再度、ファビュラスな苦言を呈する恭子。このくだりも地獄だ。尾籠Dはおそらく、叶姉妹の元マネージャーだった人物が起こした“金品持ち逃げ騒動”(2007年)を意識し、「つらく大変な時期」という言葉を使った気がする。しかし、そんなデリケートな話題に触れることはできない空気が、今回の『マツコ会議』にはあった。元より、番組自体の性格が忖度を含んでいることもある。長いものに巻かれる気のあるマツコは“ディレクター叩き”の流れを煽っていたし、まるで社会の構図を見るようだったのだ。

 解せない面もある。あまりに、叶姉妹にトゲがありすぎるのだ。かなり、思うところがあったのかもしれない。じゃなきゃ、こんなに詰められないはずだ。ここまで不機嫌を隠さない2人はめずらしい。

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