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『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』6話レビュー

『#オオカミちゃんくん』6話 不器用でピュアな最高の宣戦布告「今から私は、はた迷惑な恋愛をします」

文=ミッケ・・佳(か)

『#オオカミちゃんくん』6話 不器用でピュアな最高の宣戦布告「今から私は、はた迷惑な恋愛をします」の画像1
三者三様の恋模様…。イラスト/ミッケ・・佳(か)

 

 ABEMAの『オオカミ』シリーズの最新作、『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』が配信スタートしています。

 若き男女の恋模様をウォッチする、いわゆる恋愛リアリティ番組。恋模様にキュンキュンしたり、センチメンタルになったりと感情が大忙しなのですが……実はメンバーの中に、恋をしない“オオカミ”が潜んでいるのです。

 

前回までのあらすじ

 誰も傷つけたくなくて、弱気になっていたにのん。はるの叱咤激励がにのんの心に火をつけた! はる♡ういカップルに、にのんが乗り込んでいき、三角関係が勃発です。
 一方、るいはななの幸せを思って身を引くことを決意。自分に想いを寄せてくれているしおりに「向き合う」宣言をし、ようやく恋が動き出す……?
 混迷を極める6人の恋愛模様をよそに、るい♡ももは、のせりん♡ななは安定のカップルに見える……けど、るいがとにかく鈍感!
 全方位的にヤキモキの嵐が巻き起こっています。

 

※『#オオカミちゃんくん』10人のメンバーと1~5話はここでチェック!!

<第6話>「今から私は、はた迷惑な恋愛をします」

 この日もアトリエに集まり、共同作業を進めるメンバーたち。るい・ももは・ひびきの3人が、作業しながらトーク。安定カップルに見えていたるいとももはに、どこか異変が……?

 

ひびき「ももはとるいはどんな感じなの。ラブラブ?」

ももは「え、全然よ」

るい「……」

 るいは答えず、スルー。寡黙に作業に徹しながら、ひびきに話を振った。

 

るい「ひびき君は今、どんな感じなの?」

(ももはは、モヤモヤすると思う。まず、自分の答えを言ってほしい!)

 ななのことが真剣に好きなひびき。

 

ひびき「でも、相手(なな)から気持ちが見えないと、自分もちょっとイヤなの」

るい「たしかに、ひびき君ばっか行ってるのはある」

ひびき「向こう(なな)から(気持ちが)ないから、もどかしい」

 ここで、ももはがちょっぴり勇気を出した。

 

ももは「でもめっちゃ、ひびきの言葉に共感した」

 ももはが自分の不安な気持ちを、るいにぶつけようとした瞬間……。

 

るい「これ、一人でできるかな?」

 なぜ話を逸らす!! まるで、この話題を避けているかのようなるい。最近のるいとももはには、何かモヤがかかっている。真実を聞いてはいけない何かが生まれている。るいにはそれを言いたくない理由がある?

 ももはも、もうそれ以上はツッコめない。いつも明るくてキュートなももはの顔が、今は暗い。

<ひびき・しおりのトーク>
 前回、屋上で、りおから「ちゃんと向き合いたい」と言ってもらえたしおり。だけど、今回はりおが欠席なこともあって、きっと寂しいに違いない、と思っていたら……。

 

しおり「(りおが)『俺はななちゃんには幸せになってほしいから、諦めることにする』みたいに言ってたの。なんかしっくりこなくて。りおには幸せになってもらいたいというか、自分が想ってる人を追いかけてほしいなって思った」

 えええ、しおりもそう思ってたなんて!

 恋って、来るもの拒まずではなく、遠慮、優しさ、思いやりでできているものなのかもしれない。やっとりおがしおりに向き合おうとしたのに、世の中うまくいかない。

 わかりやすいハッピーの入り口には、周りにトゲが刺さってる。そのトゲを作ったのは本人。
そこを見なきゃ通れるのに、ついつい人は好きな人の心を覗いてしまう。知らないふりをして、恋できたら楽だけど。

 

しおり「気持ち的には、振り出しに戻っちゃった」

 なんと、ここにきてしおりの気持ちもリセット!? 恋って難しい。

 

しおり「ひびきさんはどうなんですか?」

ひびき「(ななと)話してるけど、手応えを感じない」

しおり「お互い難航中ですね」

 うまく恋愛が進まない2人。「振り出しに戻っちゃった」という気持ちをわざわざひびきに伝えたしおりは、何を考えてる?

<しおり・ももはのガールズトーク>
 4話の「中間告白」(※)では、もう安全地帯と言っていいほど、何も問題がないように見えたももは・るいカップル。でも、やっぱりなかなか難しい状況に陥っているようだ。

(※)番組の中盤で行われる「オオカミ」シリーズ恒例のイベント。現時点で気になっているメンバーを呼び出し、思いを伝えつつ、自分はオオカミではないことを宣言する。

 

しおり「どう? るいとは順調?」

ももは「全然。中間のときがピークだったかも。今はわかんない」

しおり「るいが何を考えてるのかわからない?」

ももは「(中間告白で)グイグイ来るって言ってたんだよね、るいは。だから待ってたんだけど、来ないから……」

しおり「来てると思ってた」

ももは「普通に2人でいるだけなの。わかんない。何が順調なんだろ?」

 周りにはわからない不安もある。激流じゃなくても、穏やかな恋でも。

<にのん・はる・ういの“三角関係”デート>
 さて、ついにこの日がやってきた! ずっとはるを好きだったういと、ひびきとはるで迷みに悩んでいたにのん。にのんが自分の気持ちに正直になったことで、「太陽LINE」(※)を発動。この三角関係が誕生したのだ。

(※)メンバー全員のグループライン。ここで好きな相手をデートに誘うことができるが、LINEの内容は全員に公開されるし、デートには誰でも参加できる。

 小雨の中、はるが歩いて行くと、傘を持ったにのん・ういが一緒に待っていた。はるは「誘われないと行かない男」(byにのん)。そう、はるはまだ1回も「太陽LINE」を使っていないのだ。「自分の中のタイミングがあるから」と言うはる。そんなやりとりをしながらカフェに向かった3人。

 

にのん・うい「ハッピーバースデートゥーユー♪」

 バースデーケーキとともに、サプライズではるの18歳の誕生日をお祝いした。18本のろうそくに願い事をしたはるは、一体何をお願いしたんだろう。

 カフェから出ると、空も晴れて爽やかな日差し。3人がこの日、やって来たのは神奈川・座間のひまわり畑だった。あたり一面、満開のひまわりに囲まれながら、仲良くはしゃぐ3人だけど、恋の三角関係にはケリをつけなくちゃならない。

 まずは、ういがはるを誘ってツーショットになった。

 誕生日プレゼントを渡すうい。中身はサングラスだ。シャープな顔立ちのはるに似合っている。

 

うい「今のはるくんの気持ち的にはどう?」

はる「全く変わってない。むしろ、(ういを)もっと好きになったかもしれん。変わらないどころか、より増してると思う」

うい「マシマシやで、ういも」

 最強やん、この2人。こんなに気持ちが固まってたなんて!

 

はる「でも、にのんもこうして『太陽LINE』使って行動してくれてるから、ちゃんとそこは向き合いたいなと思ってるのよ。ちゃんと選択したいなって思ってる」

うい「ういも、そっちのほうが嬉しいかも。考えて、最終的にはういを選んでくれたらいいなって」

 正々堂々、勝負!! どっちの心も触れてみないとわからないトキメキ。現時点では、ラブラブ度98%に見えるういとはるだけど、きっとにのんにもまだチャンスはあるはず……たぶん。にのんが諦めなかったら……。

 続いて、にのん・はるのツーショット。

 

にのん「まずそもそも、なんで今、はるかっていう話。急じゃん。びっくりさせちゃったなって思ってる」

 しっかりと、自分の言葉で説明を続ける。

 

にのん「最初、イヤリング(※)とかもはるに(気持ちが)傾いてたわけで、それで『太陽LINE』のデートがあったじゃん。まずういちゃんとはるを見て、ういの素直さ真っすぐさに、自分は勝てないなって思って。負けちゃったわけよ、自分の中で何か。そうやって思い返すと、ずっとはる(が好き)だったかもっていう部分はあるから。私の中だとそこまで、急じゃないんです」

 

(※)第1話で、男子メンバーが第一印象で気になった女子1人に渡したイヤリング。

 正直に自分の想いを語るにのんの、真っすぐな言葉。イイ!!

 にのんも誕生日プレゼントを用意していた。「伊坂幸太郎のエッセイ集です」。にのんはお気に入りの一文を、はるに読み上げた。

 

『こうやって、まわりの友人や知人を巻き込むような、ひとりよがりで傍迷惑なのが、恋愛の面白さ、豊かさなのかもしれません。』

 

 そして、にのんが続ける。

 

にのん「今までの自分と真逆だなって思って。これが本当の恋愛なのに、今まで自分がこれをできてなかったんだって思って。だから今から私は、はた迷惑な恋愛をします!」

 可愛いいいいいいいい。傍迷惑な恋愛、大歓迎!!

 もっと暴れてほしい。にのんは、今まで抑え込んできたものが大きすぎたから。今度こそ、自由に恋愛を楽しんでほしい。今までにのんは、周りを気にしすぎてどこを泳げばいいのかわからない魚のようだった。みんな誰のものでもない。自由に誰かを好きになっていいんだよ。迷惑かけたって、恥ずかしくたって、好きな気持ちを伝えたらいい! にのんらしく。不器用でピュアなにのんの全力恋愛が見たかった。心の解放、待ってました。

 はるも、にのんの気持ちを噛みしめる。

 

はる「18回、誕生日あったけど、最高だったかも」

にのん「やったね。楽しんでるはるを見るのが好きです」

 もしかしたら、第1~3話のにのんは強がってて、本来のにのんじゃなかったのではないだろうか。今、はると一緒にいるにのんは、同じ人とは思えないほど、真逆な柔らかな人に変わっていた。自分の心にウソをついて、違う恋をして、挫折を知って、自分を見つめて、にのんは柔らかな自分を手に入れた。

 心のアスファルトが硬くてたまらなかったんだと思う。柔らかい草原のほうが、気持ちいい。自分らしいし、楽しいと思う。本当の自分により近づくほど、純粋でいれると思う。

 一方、はるといえば、第4話の「中間告白」まで、自分が誰が好きなのか明確にはわからなかった人物。それが、今なんと……心がパーティしてる? サーティワンのポッピングシャワーのごとく、心パチパチはじけてる?

 はるがにのんに貰ったプレゼントはナイスだった。はるが感動してるのも伝わってくる。だから「18回誕生日あったけど、最高だったかも」発言が出たのだろうか。

 いい雰囲気だけど……でもちょっと待ってください! にのんの前にあったうい・はるのラブラブな会話。入り込む隙間なんてないように見えた2人の世界。ういは、はるに安心を感じていたと思う。だけど、にのんのピュアな言葉で、はるにあった鎧のようなものが解けてきてるような。この三角関係、目が離せない!

 

はる「今は正直、ういのことが好きなんだ」

 率直に、気持ちを伝えたはる。

 

にのん「それでいいんだよ、私は。今自分も素直になれたから。それを言ってくれるからこそはるを信用できるし。だからそれでいい。ちょっとチャレンジがあったほうが頑張りがいがあるし。頑張るから見ててほしい!」

 はるも笑顔。

 

にのん「『素直なにのんが好き』って言ってくれたから、その気持ちを素直にぶつけたいなって思ってます」

 こんなふうに言ってもらえて、嬉しくないはずがない。

 

はる「そんな真っすぐな目で見られると……」

 その先に続く言葉が気になった。はるのドキドキは、どっちのほうが動きが大きいんだろう。トキメキは自分の中にあるもの? それとも、誰かの言葉から発生するもの? はるのドキドキはどこだろう。

 ようやく、進むべき道が見えたにのん。そこには爽やかな風が吹いているようだ。にのんはポジティブガールに生まれ変わっていた!

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